「尖閣は大丈夫なのか」自衛隊将官が官舎で3P!? 本人は直撃取材に突然笑いだし……
#週刊誌 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
お次はフライデーのスクープ。去年、泥沼の六股下半身騒動を起こしたお笑い芸人の狩野英孝だが、彼が今度は未成年と交際している“淫行疑惑”があると報じた。
相手は千葉県の通信制高校に通うM子(17)。彼女は一部のファンの前だけで小規模のイベントを行う「地下アイドル」だった。狩野の大ファンで、SNSで知り合ったという。次第に親しさが増し、狩野の家で逢瀬を重ね始めた(ずいぶん古めかしい言い方だね)。
狩野が彼女と肉体関係をもてば、東京都の淫行条例に抵触する可能性がある。狩野はフライデーに対して、M子は自分では22歳だといっていたが、去年の11月頃問い詰めたら、17歳だといわれたと話している。それを知ってからも肉体関係をもっていたら、狩野は芸能界にはいられなくなるはずだ。
21日に、狩野が都内で会見した。以下はスポニチアネックス1月21日付からの引用である。
「20日発売の写真週刊誌『フライデー』(講談社)で女子高生との淫行疑惑が報じられたお笑いタレントの狩野英孝(34)が21日、東京都内で1時間強にわたり、会見を行った。狩野は『ご迷惑をお掛けし、本当に申し訳ございません』と深く頭を下げ、謝罪。仕事のキャンセルが相次ぎ『みんなに迷惑を掛けた』と涙ぐんだ。今回の騒動については『情けない。人として反省しなきゃいけない』と心境を吐露。相手女性との男女の関係については明言を避けた。所属事務所は『(二股騒動があった)昨年からの生活態度も含め』謹慎処分にすると発表した」
笑って済ませるというわけにはいかなかったようである。
今週の第1位は新潮の記事。内容もそうだが、モノクログラビアページに出ている見事な隠し撮り写真に目を見張る。
落語の古典「子別れ」は、山谷の隠居の弔いですっかりいい心持ちになった大工の熊五郎が、精進落としだと吉原へ繰り込んで連泊するところから始まる。昔は、弔いを口実に花街へ遊びに行くというのが、江戸っ子の通り相場だったようだが、これをそのまま現代で再現したエライ政治家さんの話である。
今は女郎屋ではなくソープランドとなるが、驚くのは、このセンセイが待合室でフライデーを見ている姿が、相手に了解をとって写したのではないかと思うほどハッキリ、見開きモノクログラビアに載っていることである。
新藤義孝元総務相、58歳。といってもほとんどの人はわからないが、硫黄島で玉砕した栗林忠道陸軍大将の孫といえば、思い出す人もあるかもしれない。川口市議を務めた後、自民党から出馬し、当選6回を重ねる。5年前の総裁選では安倍を支持して、安倍首相からかわいがられているという。
この記事で驚くのは、1月10日夕方の彼の行動を、逐一書いてあることである。地元である川口市の斎場に行き、赤坂の議員宿舎に戻り、すぐに自ら運転して吉原の三本指に入るという超高級ソープへ入るのが午後8時50分。そこでは「ヤマザキ」と名乗り、待合室でフライデーをパラパラ見ているところまで描写し、そこで8万円を払う。
11時7分に退店だから、2時間近く頑張ったことになる。ここでは担当のソープ嬢が迎えに来てくれて、部屋に入れば、ただ立っているだけでソープ嬢がすべてを脱がしてくれるそうだ。
4日後、新潮は新藤議員を直撃する。驚いたろうね。写真を見せると「プライベートなことだから」と逃げの一手。そりゃそうだろう。このセンセイ、両親が設立した幼稚園の園長でもあるという。それにしても、FOCUSで培った隠し撮りの冴えは、一見の価値ありだ。
【巻末付録】
ポストは巻頭から「俺たちの青春アイドル 佐野量子 ピュア・スマイル」。彼女は今、騎手の武豊の奥さんである。
私がフライデー編集長のときだった。2人がラブホだったか佐野のマンションだったか、そこから出てくるところをバシャッ。2人の驚いた顔がかわいらしく、ほのぼのとしていたのを思い出す。今はいい女将さんなのだろうな。
後半は「マドンナMの裏側」という人妻熟女AVメーカーのAV製作過程を追いかけたグラビア。袋とじは「濱田のり子」。セイントフォーの一員として人気だった彼女の30歳のヘアヌード。
風変わりなもう1本は、私のヌードを撮ってくださいと売り込んできたという「謎の貴婦人 君和田麗」。素人っぽさがなかなか色っぽい。
現代は巻頭が「女優 相楽樹」。後半は「柳ゆり菜」「女優 片山萌美」。そして袋とじは何回見てもいい「関根恵子 27歳の『完全未公開』ヘアヌードを発掘!」。中でも草むらの前で横たわる関根のヘアがとてもいい。引力に引かれるようにフワーッと上に伸びている。これを見たら、ほかのヌードは勝てない。現代の勝ちじゃ。
(文=元木昌彦)
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