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視聴率急落! テレビ朝日系『就活家族~きっと、うまくいく~』に「暗すぎる」との声

syukatsu0113テレビ朝日系『就活家族 きっと、うまくいく』番組サイトより

 テレビ朝日系『就活家族 きっと、うまくいく』19日放送の2話の視聴率は、9.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と急落。初回2ケタという華々しいスタートでしたが、「暗すぎる」などの声もあるために、視聴者を選ぶ結果となったのではないでしょうか。

 さて、大企業・日本鉄鋼金属に勤めるエリート社員の富川洋輔(三浦友和)は、中学教諭の妻・水希(黒木瞳)とOLの娘・栞(前田敦子)さらに、就活生の光(工藤阿須加)の4人家族の大黒柱。社内で採用担当とリストラ勧告を受け持っています。35年にわたって会社に奉仕し続けてきた洋輔には、役員昇格というゴールが待っていました。

 洋輔の役員昇格に浮かれる富川一家は、一軒家の購入を決断。水希はいそいそとローンを通し、マイホーム生活に夢を膨らませ……というのが、前回のお話。

 1話で、すでに各々が問題を抱えていた富川一家。2話は、関係が逆転しつつある父・洋輔と息子・光を中心に見ていきましょう。

 1話の終わりで、後輩社員の川村優子(木村多江)にありもしないセクハラ被害で訴えられた洋輔。自身の潔白を譲らず主張しますが、事態は悪い方向へ転びます。「会社のメンツが大切だから」と、手始めに自宅謹慎を命じられ、最終的には孫請けの「日鉄鋼物流」への出向を命じられました。

 “大企業のエリート社員”としてのプライドがある洋輔にとって、孫請け企業への出向は、左遷以外のなにものでもないし、プライドが許しません。「給与も役職も考慮する」との社長の申し出を切り捨て、「今月いっぱいで退職させていただきます」と勢いのまま宣言してしまうのでした。

 家庭に戻ってもやることがなく、会社を辞めることでさえ“プライド”が許さず言い出せない洋輔。現役時代に築き上げたコネを使って、他社への再就職を試みますが、全滅。洋輔からすれば、なぜどこも雇ってくれないのか、全く理解できません。

 洋輔が思い切って面接でそれを切り出すと、こんな答えが返ってきました。「富川さんには、『日本鉄鋼金属』という看板があったから価値があった。それがなくなると、今まで通りとはいかない」。洋輔のプライドは、自分より下の零細企業の老いぼれ社長によって簡単に壊されてしまいました。

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