「ひたすら、びっくりしています」【太田貴子】なぜ『クリィミーマミ』は30年以上も愛され続けるのか
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太田 結婚がしたかったんですよ。でも、結婚ってしたいからできるもんでもないじゃないですか(笑)。若いときからずっと芸能界に染まってたので、「このまま芸能界にいたら世間知らずになる!」と思って、社会勉強のためにいろいろと、ね? まともな人間になろうと思って(笑)!
――あはは! どんな感じの社会勉強をなさってたんですか?
太田 OLです。馴染んでましたよ、事務したり電話出たり。
――えらい良い声の事務員だなぁ、さすがにバレるでしょう?
太田 バレないんですよ。もともと性格がこんな感じなんで、みんな疑うことすらしなかったみたい(笑)。
――確かに、お話ししていても“ザ・アイドル”って感じではないですよね。でも昔の動画では、もっとアイドルっぽい受け答えしてましたよ!
太田 アイドルのときは、いちおう作ってたんですよ! でも、自分じゃない自分を演じるのにも限度ってものがありまして、ポロッポロって出ちゃうんですよねぇ、地が(笑)! 自分をどこまで作っていいのかわからなかったし、そうやってポロポロ出さないと続かなかった(笑)。
――なるほど~。やっぱりハードですもんねぇ。ちなみに、何が一番つらかったですか?
太田 『24時間テレビ』に出たことかなぁ。あとはNHKの『レッツゴーヤング』のサンデーズをやったんですけど、ボーカルレッスンはまだしも、苦手なダンスのレッスンがすごく辛かった! とにかくスタッフさんが恐いんですよ、いつも怒鳴られてましたねぇ、なんか知らないけど。
――怒鳴られたり怒られたりすると落ち込むタイプですか?
太田 ううん、抜けちゃうタイプ(笑)。
――(爆笑)!
太田 あとは、当時、ジャニーズで言うとトシちゃんとかマッチの全盛期だったんですけど、ジャニーズファンがすごくって! サンデーズの相手はジャニーズで、仕事で手を握るだけでどうのこうの言われるんですよ。だから、「別にそんな気ないから~」ってジャニーズのファンの人たちに言ったんですよ。一人ずつ「ごめんね、ごめんね~!」って謝って。そしたらみんな「いいよ、太田さんだったら大丈夫」って言ってくれて(笑)。
――ジャニオタを手懐けた……! 実際にジャニーズと恋に落ちたりはしなかったんですか?
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