「ひたすら、びっくりしています」【太田貴子】なぜ『クリィミーマミ』は30年以上も愛され続けるのか
#声優 #小明 #声優 on FINDER! #宍戸留美
元祖フリーアイドルで声優のルンルンこと宍戸留美さんがカメラマンとしてかわいい声優さんの写真を撮り、さらにアイドルライターの私(小明)がインタビューする不思議な連載の45回目! 今回は伝説の魔女っ娘アニメ『魔法の天使 クリィミーマミ』で知られる太田貴子さんが来てくれました!
――太田さんは1982年に『スター誕生』で、現在の徳間ジャパンからスカウトを受けてのデビューでしたが、それ以前にスカウトされたことは?
太田 もう時効だと思うんですけど、私が中学3年生の冬休みのとき、たまたま『スター誕生』を観に行ったんです。ぼ~っと見てたらスタッフさんに声をかけられちゃって、「やってみない?」って。
――会場で!? 夢がありますね!
太田 それで、やることは決まってたんですけど、それだと世間体が……ってことで、一応オーディションを受けてくださいって。それで『スター誕生』に出たんです。
――そして再びスカウト! 徳間ジャパンも、よほど惹かれるものがあったってことですね。そして、その翌年には、あの伝説のアニメ『魔法の天使 クリィミーマミ』の声優と主題歌という大仕事が! 太田さんは初めから声優志望だったんですか?
太田 いえ、初めに事務所から提示されたのは歌手か女優だったんですけど、歌が好きだったので歌手にしました。それが決まったら、もうバタバタバターっていろんなところへ挨拶回りに行って、徳間書店さんに顔を出したら、そこのお偉いさんに「こんな仕事があるんだけど、どう思う?」って言われて、「可愛いじゃないですか、やりた~い!」「じゃあやろう」って。その一言で決まったのがマミちゃんだったんです。
――凄まじい展開ですねぇ! それで芸能活動が本格始動して、普通の女の子が急に何百人のファンの前で歌って握手して……大変でしたねぇ。
太田 不思議な感じでしたよね。でも、好きでやっていたから全然大変じゃなかったです。人が好きなんですよ、私。小さい頃から仲良くなるとすぐについて行っちゃうから、両親によく「危ない!」って言われてました(笑)。
――本当に危ない~! 太田さんは当時まだ15歳ですが、マミみたいに学校とお仕事の両立は出来たんでしょうか?
太田 その当時は両立してました。学校が終わってスタジオに行って……毎日忙しかったですねぇ。そのときの声優さんたちはけっこう大御所の方が多いので、現場では私はいじられキャラでしたね(笑)。
――初仕事の出来はどうでしたか?
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