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日刊サイゾー トップ > 海外  > “文化遺産級”のエロ本が発掘

「夫婦でできる性感マッサージ教えます!?」“文化遺産級”のエロ本が発掘

anma004胸部のマッサージの様子だが、男性の股間が膨らんでいるように見える
anma005女性の性欲を高めるマッサージだとか

 中国版Twitter「微博」には、

「懐かしい! この時代は、医学雑誌やマッサージという名目で、エロ系の本が販売されていたんだ」
「俺は『家庭医学』という本にお世話になったぜ。作る側も読む側も、時と場合によって捕まることもあるから、ビクビクしながら読んでた覚えがある」
「俺らの親父の世代は『農村医療ハンドブック』という医学書がオカズだったらしい。この本の38ページに女性器の図があって、当時の男たちのバイブルで、いまだに話題になるみたいだ」

などと、昔を懐かしむコメントが寄せられた。

 中国では、今回の「家庭按摩」以外にも、文革時代に販売され、成人男性のバイブルとなった伝説のエロ本も存在する。1974年に販売された『少女之心』というタイトルの小説で、主人公の女子高生の初体験や、いとこ・義父などとの性愛体験を赤裸々に描いた内容だ。当時、その衝撃的な内容があまりに話題となったため、中国政府は禁書処分とし、作者には執行猶予付きの死刑判決が下された。

 そんな時代だっただけに、この「家庭按摩」もエロ事師たちが命を賭して作った作品だったに違いない。そう思って見返すと、貴重な文化遺産にすら思えてくる……。
(文=青山大樹)

最終更新:2017/01/16 17:35
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