『紅白』ポール・マッカートニー出演の舞台裏「当初はボブ・ディランの予定だったが……」
2017/01/10 20:00
#NHK #紅白
昨年大みそかの『第67回NHK紅白歌合戦』に、元ビートルズのポール・マッカートニーがサプライズ出演した。NHKホールはもちろん、テレビ越しにその光景を目の当たりした往年のファンたちは歓喜に沸いたが、その裏にはNHKの思惑と大変な苦労があったという。
ポールは『紅白』後半に、予告なく登場。ロンドンからの映像で「出演されているアーティストの皆さんも、素晴らしい時間を楽しんでください。それから、輝かしい新年を迎えてください」と呼び掛け、「実は2017年、日本に行く予定です。その時に会いましょ~」とブチ上げた。
あまりに唐突な演出に、司会の有村架純と相葉雅紀も「えっ!」と絶句し、驚くばかりだった。
このスーパースターの出演について、NHK関係者は「SMAPの出演が不可能となり、大きな話題を探していた。当初は、ノーベル賞に輝いたボブ・ディランを呼ぶ予定だったようだが、接触することすらできず、難航。そこで白羽の矢が立ったのが、ポールだった。NHKは、宇多田ヒカルがロンドンからの中継で出演するため、スタッフを派遣していたが、それも都合がよかったようだ」と明かす。
そんな依頼を受けたポール側だが「今年の日本公演の宣伝をさせてくれ」と、出演の見返りに要求を突きつけてきたという。
ポールは現在、世界ツアー「ワン・オン・ワン・ツアー」の最中。2016年4月から11カ国41公演を行い、日本では東京ドームで4月27、29、30日の3公演を予定している。これを日本でPRしたいというのだ。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
01:20更新
イチオシ記事
現役ヤクザも視聴する78歳の元山口組顧問弁護士・山之内幸夫が「アウトロー系YouTuber」に大転身した驚愕の理由