山岳民族に残る「嫁さらい」の実情を追う 『霧の中の子どもたち』と日本の非婚化
傍観ライター・清水2000の「韓国珍スポ探訪記」VOL.16
テトリスのように積まれた日本人の墓石にドキッ!「峨嵋洞碑石文化村」
2017/01/11 21:00
#韓国 #東アジアニュース #韓国珍スポ探訪記
右の家、どう見てもfeaturing 墓
韓国珍スポの旅を続けて悩むのが、これは果たして珍スポなのかどうかということだ。
廃墟もミステリースポットも軍事施設も大好きだが、それは珍スポではない。訪れる人を珍妙な気分にさせる、ほほえましくもストレンジな何かがあってこそ「珍スポット」と言えるわけで。
釜山(プサン)は「峨嵋洞(アミドン)碑石文化村」を訪れた。日本統治時代に日本人の共同墓地があった山の斜面に、1950年の朝鮮戦争で家を失った人々が居を構えた集落であり、なんと日本の墓石が建材としてあちこちに使われているという。
それだけ聞くとダークツーリズムスポットのようだが、果たしてどうだろう? 釜山駅前から市内バスに乗り20分で下車、下町風情の坂道をぐいぐい登ってたどり着いたそこには、ほほえましくもストレンジな光景が広がっていた。
墓石がある位置を示した町内マップ
墓石のキャラクター「ソギ」(日本語に訳せば「石クン」というところか)
予想以上の軽やかさ……こりゃ、珍スポだ。