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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 韓国珍スポ・墓石文化村
傍観ライター・清水2000の「韓国珍スポ探訪記」VOL.16

テトリスのように積まれた日本人の墓石にドキッ!「峨嵋洞碑石文化村」

amibisok01右の家、どう見てもfeaturing 墓

 韓国珍スポの旅を続けて悩むのが、これは果たして珍スポなのかどうかということだ。

廃墟もミステリースポットも軍事施設も大好きだが、それは珍スポではない。訪れる人を珍妙な気分にさせる、ほほえましくもストレンジな何かがあってこそ「珍スポット」と言えるわけで。

 釜山(プサン)は「峨嵋洞(アミドン)碑石文化村」を訪れた。日本統治時代に日本人の共同墓地があった山の斜面に、1950年の朝鮮戦争で家を失った人々が居を構えた集落であり、なんと日本の墓石が建材としてあちこちに使われているという。

 それだけ聞くとダークツーリズムスポットのようだが、果たしてどうだろう? 釜山駅前から市内バスに乗り20分で下車、下町風情の坂道をぐいぐい登ってたどり着いたそこには、ほほえましくもストレンジな光景が広がっていた。

amibisok02墓石がある位置を示した町内マップ

amibisok03墓石のキャラクター「ソギ」(日本語に訳せば「石クン」というところか)

 予想以上の軽やかさ……こりゃ、珍スポだ。

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