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日刊サイゾー トップ > 海外  > 焼き肉チェーンが鴨肉を牛肉と偽装

「全世界をだましてやった!」と店員ドヤ顔……焼き肉チェーンが、鴨の汚肉を牛肉と偽装!

fakebeef-2.jpg 成形された鴨肉

 ダンボール肉まん、下水溝油、プラスチック米など、後から後から出てくる中国の偽装食品。道端で売られている肉の串焼き類もどんな肉を使っているかわからず、当の中国人でさえあまり手を出さない。

 となると、外食するならやっぱり信用のおける店で食べるのが一番なわけで、全国チェーンのレストランなどは、材料も調理方法も比較的安全といわれている。

 そんな中、食べ放題の焼き肉チェーン店が偽装肉を使っていたことがわかり、偽装食品の存在に慣れているはずの人民たちをも震撼させている。

 北京に本部がある「漢麗軒」は、一人49元(約830円)で焼き肉が食べ放題ということで、人気が出ていたチェーン。ところが、この値段で牛肉やアワビまでもが食べ放題ということに疑問を持ったテレビ局の記者が、湖南省長沙市にある店舗に潜入取材を行い、その安さの秘密を探った。

 1カ月にも及ぶ取材の結果、驚くべき真相が判明した。チェーン店で出されている牛肉は、すべて鴨肉を加工して作ったものだったのだ。

 調理場の奥の床に置かれているのは、冷凍された鴨肉の塊。床が汚水で汚れているにもかかわらず、裸のまま置かれている。それを従業員は足で踏んだりして扱い、肉の成形機に入れていく。しかも、床に落ちた肉もそのまま拾って、また成形機の中に入れていく。

fakebeef-3.jpg大きなボウルを汚い床に置いて、鴨肉に調味料を混ぜていく
fakebeef-4.jpg出来上がった“牛肉”は、そのまま店頭へ

 従業員として店に潜入した記者が従業員に聞くと、それらの鴨肉の中には、2~3日前に賞味期限が切れた肉も混じっているという。

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