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“自称”芸術家の暴走か!? 中国文化財を舞台にしたヌード撮影がSNSで一大ブームに?
2017/01/01 16:00
#中国 #東アジアニュース
昨年、北京の故宮博物院の敷地内で撮影されたヌード写真(網易新聞)
中国では、世界遺産などをバックにヌード写真を撮影する若者が後を絶たない。昨年6月には、北京市内の故宮博物院の敷地内で女性のヌード写真を撮影していたとして、4人の若者が逮捕された。4人は、撮影した写真を、やはり微博上にアップしていた。本人たちは「ヌードは芸術だから、罪に問われないと思った」と供述しているという。
雲南省大理市内で撮影されたヌード写真(捜狐網)
また、重要文化財が集まる雲南省大理市では今年5月、深夜の路上で男女のカップルがヌード写真を撮影していたとして、警察に逮捕された。この2人も、撮影したヌード写真を微博上にアップしており、警察の取り調べに対し、芸術作品を創っていたと反論しているという。
確かに、現代の芸術作品の中にも裸をモチーフにした作品は多いが、素人目には今回のいずれの写真にも、何も感じるものはない。中国で急増する文化財を背景にしたヌード撮影だが、これらの自称芸術家たちが、撮影の舞台として日本の文化財に興味を示さないことを祈るばかりだ。
(文=青山大樹)
最終更新:2017/01/01 16:00