トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  >  「富士そば=超ホワイト企業」説
それゆけ!勝手にしらべ隊

「名代 富士そば=超ホワイト企業」説ってホント!? 「富士そばライター」が語る真実とは?

soba0102.jpg券売機のメニューを凝視しながらチェックする自称「富士そばライター」名嘉山さん。

■前編はこちらから

 先ごろ、ネットで「富士そばが超ホワイト企業でヤバい!」という話題が盛り上がった。いわく、「アルバイトにもボーナス支給」「休憩時間にも時給が発生」「挫折者の受け皿になるため、全員中途採用」などなど。

 なるほど、飲食チェーンのブラック企業ぶりが取り沙汰される昨今、これは確かに超ホワイトである。しかし、あくまでもネット情報。本当に超ホワイトなのか? 全113店舗中100店舗以上を食べ歩き、関係者以外では最も富士そばに詳しいと思われる自称「富士そばライター」、名嘉山直哉さん(33歳)に聞いた。

「ネットに上がっている評判は本当みたいですよ。会長の著書などでも同様の発言が見られます。もしそうじゃなかったら、社員やアルバイトがSNSなどで告発するはず。Twitterで店長の文句を言っている人はいましたが、これは単なる人間関係の問題でしょう」

 名嘉山さんいわく、「『社員が、あいつばっかりひいきしやがって』『限定メニューが多すぎて覚えきれない』」といった内部批判も見聞きすることがあるという。しかし、いずれも企業の経営方針とは別の話だ。

「富士そば=超ホワイト企業」説が濃厚になったところで、ほかにも富士そばの真実について教えてもらった。

「夜間は基本的に店内を一人で切り盛りする“ワンオペレーション”なので、けっこう大変そうですね。しかし、店長に最大限の権限が与えられていて、メニュー開発やPOP制作も自由。すべて直営店なのに店ごとに個性が出るのは、そのせいです。こういう点は、やりがいにつながるはず」

12
ページ上部へ戻る

配給映画