日中関係の悪化が原因で……!? 中国でカモられる韓国人が急増中!
2017/01/02 21:00
#中国 #韓国 #東アジアニュース
イメージ画像(Thinkstockより)
ここ最近、中国を訪れた韓国人が、繁華街でボッタクリ被害に遭うケースが増えているという。
駐中韓国大使館は12月上旬、悪質な客引きに気をつけるよう、渡航者に注意を促した。2015年だけでボッタクリ事件は103件発生しており、ここ最近も増加傾向にあるという。
近年、多くの中国人観光客が韓国を訪れているが、逆に中国の博覧会や展示会に足を運ぶ韓国人も増えているという。そんな中、韓国人が宿泊するホテルの近くに、客引きが多数出没しているそうだ。
客引きは「安くていいバーやマッサージ店を紹介する」と言って声をかけ、タクシーで一緒に移動。強引に酒を勧め、ターゲットを酔わせる。その後、コワモテの従業員が現れ、高額な料金を請求。これを拒否すると、凶器をちらつかせて恐喝したり、時に暴行を働くという。さらに、パスポートなどの身分証を撮影し、警察に通報させないようにする用意周到ぶりだ。仮に警察に通報したとしても、店の位置は頻繁に変わるため、ほとんどお手上げ状態だそうだ。
実際、客引きに連れていかれた風俗店やマッサージ店で、日本円で30~50万円もボッタクられた、という被害は後を絶たない。
いったいなぜ、韓国人が狙われるのか? 中国事情に詳しいフリーライターの吉井透氏は言う。
「これまで、中国では日本人相手のボッタクリが多かった。ただ、最近では日中関係の悪化から、駐在員や旅行客の数が激減している。そのしわ寄せが、相対的に増えた訪中韓国人に向かっているのではないでしょうか」
いずれにせよ、中国でも、客引きにはついていかないほうが賢明だろう。
(文=河鐘基)
最終更新:2017/01/02 21:00
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