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じゃまおくんのザオリク的マンガ読み

テレビ業界の闇を描きすぎ!? 女子アナ実態暴露マンガ『女子アナ七瀬』

 天使のようなルックスに、ほとばしる知性。一般男子が憧れても、決して手が届かない……。女子アナといえば、そんな魅惑の存在です。

 華々しい職業の代表格である女子アナですが、決してきれいな部分だけではありません。番組プロデューサーへの枕営業、ライバル女子アナ同士のドロドロした確執、取材先のスポーツ選手とデキちゃったり、パパラッチにパンチラ撮られたり……と、女子アナの生々しい生態をリアルに描いた作品があります。その名も『女子アナ七瀬』というマンガです。

 なにしろ、このマンガの煽り文句が「ご注意! これは限りなく真実に近いフィクションです!! 独自の情報に基づく華やかな画面の向こう側の裏事情を暴きだす」などと書いてあるのですから、期待せざるを得ませんね。

 本作の主人公は香田七瀬という、入社2年目の女子アナ。商店街のロケでカニを試食して「カニカマみたいでおいしい!」とか言っちゃう天然ドジっ子なのですが、人一倍の努力家です。

 七瀬は女子アナとは言いながらも、キー局「お台場テレビ」の子会社である「共朋テレビ」の所属で、親会社の女子アナに比べると給料はなんと半分。同じ女子アナでも、待遇にかなり格差があるんですね。知りませんでした。

 肝心のストーリーは、1話目から早速ドロドロしています。登場するのは、フジの内田……もといお台場テレビの内川祥子アナ。ゴールデン番組でも活躍するエースですが、30歳を前に、そろそろ潮時かとささやかれ始めています。

 そんな折、七瀬が新番組の司会者アシスタントに大抜擢。ところが、翌日にはなぜか内川アナに替わるという逆転劇が起きます。実は、内川アナはスポンサーに枕営業をしていたのです。泥棒猫ならぬ泥棒アナ……仕事も奪い合いの世界なのです。

 また、多くの女子アナが30歳を境に仕事が減り、辞めていくのに、30歳になっても売れっ子の近藤……もとい、遠藤ミトという女子アナがいました。実は遠藤アナの仕事が安定している理由は、アナウンス部長の露木……もとい、冬木と愛人関係にあったからなのです。ところが、冬木がフリーになり、遠藤アナは仕事を干されてしまったのです。

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