「揺り戻しが起きている」2017年を占う! アイドル業界関係者座談会、緊急開催!
#アイドル #インタビュー
――それぞれ、ここはやりづらいなっていうアイドルはいますか?
A 西方面の地域を拠点にする運営さんは、面倒な所が多かったですね。同じ地域のグループなのに共演NGが多い。ライバル意識が強くて、同じライブに出てもらえない。
B だいたいは、返信がない事務所。嫌なのは。申請送って返しがないのは、まだいいんですけど、取材受けておいて「この写真チェックしてください」って、それに全然返信がなくて、全然載せられないみたいな。そうなると、もう取材できないじゃないですか。だから、お付き合いは減っていきますね。だけど、大手でもありますよ。……大手って言っても2社ぐらいしかないんですけど。ねぇ、ちょっと……某超有名事務所とか。3文字のなんとかエンターテイメントみたいな(笑)。アイドルはすごい魅力的なんだけど、取材できなくて、人気あってもだんだん人気なくなっていったりとか。
A メディアに対して積極的じゃないところって、しんどいですよね。写真もオフィシャルしか使えないから「またこの写真か」みたいな。
C 僕は、追いたい人をすごく好きになってから取材するので。大概のことは、僕が「好きだ」って気持ちがあれば、まあ大丈夫。でも、悔しいなって思うことは多いです。一生懸命追っているけど、先出しの情報が外から入ってきて「なんでそれ、うちに入ってないんだろう」って時は、残念だなって思いますね。
――2017年は、どんなアイドルがブレイクすると思いますか? AKB48に迫る勢いの欅坂46が話題になりましたね。
A 欅坂を見て、やっぱり一般のライトな層の人は、ぱっと見て可愛い方に流れるんだなって思いました(笑)。
C やっぱり、「サイレントマジョリティー」は、今年1番じゃないですか? アイドル曲の中で。しかも、地下アイドルを含めてここまでのアイドルが積み重ねてきた部分ってのをよく理解した上でやってる気がするんですよね。欅坂って。それで見た目可愛い、曲いいって、もう勝てないですよね。「恋するフォーチュンクッキー」(AKB48)の時にも感じたんですけど、これやられちゃったら地下は勝てねえなって。あれやられちゃったらねぇ、どこが勝てるの……? BABY METAL?
A みんなやっぱり、新しいものが好きなんですよね。AKBはもうずっと活動していて、知ってるメンバーが卒業するとファンをやめる場合が多い。そこにフレッシュな欅坂46が出てきて、試しに見てみてみたら「あれ? かわいい子いるじゃん」ってなって、流れていくのかなって。
――地下アイドルではどうでしょう? 今年は、芸人からの支持もあり生ハムと焼きうどんが大ブレイク。10代にもじわじわと知名度を広めています。
A 生ハムと焼うどんが地下なのかどうかも、もうわからない(笑)。あとは、ゆるめるモ! とか。
C ゆるめるモ! は、来年なんですか?
A 売れると思いますよ。メンバーのあのちゃんには、カリスマ性があるので。「あのギャル」ってキーワードができちゃうくらいの人なので。アイドルになりたいって娘を見てて絶対あのちゃん好きってのが、中学生くらいでもいるから。
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