成宮寛貴ファン「あの雑誌を潰せ!」 業務妨害レベルの抗議電話が「フライデー」に火をつけた!?
#成宮寛貴 #コカイン
俳優の成宮寛貴が写真誌「フライデー」(講談社)にコカイン吸引疑惑を報じられ、芸能界を引退したが、同誌にはファンからの抗議が殺到。一部タレントらも、情報番組で批判するなどしたことで、逆にスクープの情報源となった“ネタ元”の怒りに火がつき、警察に薬物使用の証拠を出すなどの行動に転じたという見方がある。
「あれだけ叩かれたら、むしろフライデーは燃えるでしょう。担当以外の記者や編集者たちまでが『だったら徹底してやってやれ』と言っていますし、証言した男性も、まるでウソをついたように言われれば警察の捜査に協力するはず。すでに警察に提出したものがあるという話ですが、フライデーバッシングは、成宮の疑惑をむしろ深めることになったのでは」(同誌で仕事をするフリーライター)
同誌は12月2日、成宮の知人男性の証言として、昨年11月に成宮の自宅マンションでコカインを吸ったという話と現場写真を掲載。さらに男性は、成宮から薬物の買い物を頼まれ、恋人扱いされていることを暴露し、成宮がコカインを鼻から吸引したほか、日常的に複数の薬物を楽しんでいるとした。
これに対し、成宮は所属事務所ともども「事実無根」としたが、同誌は翌週9日、成宮と知人男性のやりとりを録音した“証拠”などを続報。成宮はその当日に引退を発表した。
前出ライターによると「この第2弾は、相手が全面否定した場合に出すための武器で、その反応によっては出さない選択肢だってあった」という。
「いくらスクープを狙う雑誌でも、タレントや芸能プロと争いたいわけではないので、最初の報道でそれなりに謙虚に対応してくれれば、それ以上の追及はしなかったと思います。でも、事実無根だとかガセネタ扱いされたら、黙ってはいられない」(同)
その流れでいえば、「こんなもの、出していいの?」と記事を批判したタレントの石原良純や、「ヘタしたら廃刊」と信ぴょう性を疑ったダウンタウンの松本人志らの批判発言も、同誌の闘志をかき立てた可能性はある。
こうした発言に影響を受けたファンがフライデーバッシングを始め、特に引退発表後は「一緒にあの雑誌を潰そう」と、組織活動を呼びかける者まで現れているのだ。発行元の講談社には、業務妨害レベルの抗議電話があったという。
「成宮さん直筆の引退発表が『信頼していた友人に裏切られ複数の人達が仕掛けた罠に落ちてしまいました』とか『自分のプライバシーが人の悪意により世間に暴露され続けると思うと、もう耐えられそうにありません』とか、疑惑について何も回答してなくて、性的嗜好の話や友人に裏切られたことにすり替えられたので、それもファンが同情的になった原因だとは思いますけど、客観的に見れば“逃亡”のような印象。説明はおろか仕事も投げ出し、日本からも出たというのですからね」(同)
ただ、現時点で成宮が犯罪者になったわけではない。薬物を使用していたと思われるような写真と証言はあっても、刑法で定められた薬物事犯に該当した案件とはなっていない。バッシングを受けたフライデーと証言男性が持っている“証拠”を警察に提出したとしても、即有罪となり得るかどうかはまた別の話だろう。逆に、自主的な検査結果を伝えた成宮側の主張も潔白を裏付けるものではなく、警察が法的な鑑定をするか、家宅捜査をするくらいの容疑が揃っていなければ「疑惑報道があった」という現段階どまりのままだ。
いずれにせよ、急な引退は仕事放棄を意味し、それで生じた違約金などの問題も残っている成宮には、引退してもしばらく注目が集まりそうだ。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)
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