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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > TBSヤラセ騒動の衝撃事実発覚

TBSヤラセ騒動の全貌発覚! 現場スタッフは“CG処理”不安視も「総合演出に意見できず……」

 また、クイズのロケに立ち会ったスタッフらが、オンエアの3日ほど前に、池袋氏が消された映像を見て衝撃を受けていたことも判明。このスタッフは、池袋氏に実際に会っていたこともあり、強い不安を抱いたというが、総合演出に意見を言いにくい制作環境であったため、胸に秘めてしまったという。

 BPOは、出演者を「感情を持つ生身の人間」と強調した上で、「TBSはこの番組に限らず、制作会社との間でいま一度この点をよく確認してほしい」と厳しく注意を促している。

「4班体制で多くのスタッフが関わっている『ピラミッド・ダービー』ですが、BPOの報告書から、総合演出を務める制作会社・ZのI氏にスタッフがビビッている様子がうかがえる。I氏は、2013年にヤラセ事件が社会問題化した『ほこ×たて』(フジテレビ系)でも総合演出を手掛けていた言わば“前科者”。この時、BPOから『重大な放送倫理違反』と判断され、制作過程での局本体のかかわりの薄さを指摘されていたにもかかわらず、同じことが繰り返されてしまった。そんなI氏を、現在も『ピラミッド・ダービー』の総合演出に起用し続けているTBSには、なかなか反省の色を感じ取れません」(テレビ誌記者)

 BPOの聞き取り調査によって、恥部が露呈してしまったTBS。同局のバラエティ番組は、『ピラミッド・ダービー』に限らずたびたび“ヤラセ疑惑”が浮上しているだけに、信用回復には時間がかかりそうだ。

最終更新:2016/12/07 16:00
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