夏目三久「妊娠報道」は“芸能界のドン”の一言がきっかけだった? 大騒動のお粗末すぎる顛末
#週刊誌 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
第2位。ジャニーズアイドルグループ「Hey!Say!JUMP」のメンバーに、伊野尾慧(26)というのがいるそうだ。
伊野尾は『めざましテレビ』(フジテレビ系)のコメンテーターをやっているが、その裏番組『あさチャン!』(TBS系)の女子アナ・宇垣美里(25)との「局の壁を乗り越えたJUMP愛」が発覚したと文春が報じている。それだけではない。『めざまし』で共演しているフジの女子アナ・三上真奈(27)が伊野尾のマンションから出てくるところもバシャッ! していたのだ。
伊野尾は明治大学理工学部建築学科を卒業しているそうだが、女の子みたいなかわいい外見が売りの王子様キャラだという。
朝のワイドショーでシノギを削っているライバル局同士だから、宇垣にとって、この恋愛発覚はさぞ肩身が狭いことだろう。三上のほうも、同じ番組に出ている男といい仲になったのでは、こちらも居ずらいのではないか?
AV女優から女子アナまで喰う雑食系のイケメンに惹かれる女心はわからないでもないが、もう少し自分の立場をわきまえる分別がなくてはいけないと思うのだがね。こんなことを申す私のほうが、古いのでしょうな。
今週の第1位は、ワイドショーが大騒ぎしていたフライデーのコカイン疑惑報道が見事輝いた。
成宮寛貴(34)は、ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)で、水谷豊演じる杉下右京とコンビを組む刑事・甲斐享役を15年3月まで務めた人気俳優。そんな成宮が11月9日、自宅に友人2人を呼び、午前3時半頃からコカインを吸い始めたというのだ。
「ヒロキは部屋のなかでクラブミュージックを大音量で流したり、曲線がグニャグニャとうねる奇妙な映像をYouTubeで検索して『これヤバいよね』と笑っていました。酒も入っていたし、かなり上機嫌でしたよ。そして無造作に机の上に置かれていたコカインを小さなマドラーで掬い上げ、鼻から“シュッ”と吸い始めたんです。クスリが効いてくると目がトロンとしてきて、やたらとカラダをすり寄せてきた。それを避けようとしても、『なんで嫌がるの?』とジリジリ迫ってくるんです」
こう証言するのは、成宮の友人だと名乗るA氏。成宮はさらに、大麻やケタミンいう違法薬物までやり始めたという。
フライデーにはコカインらしきものを前に下着姿の成宮が写り、次の写真ではそれを吸おうとするように、白い粉に手を伸ばしている成宮が写っている。この写真を見た薬物の更生施設関係者が、大麻を吸うための潰れた空き缶、コカインをすくいやすいスプーンなど「(成宮は=筆者注)かなり使い慣れている」と解説している。
A氏は告発した理由を、成宮と一緒にいるとクスリを買いに行かされるし、成宮が自分のことを恋人だと言いふらすのが嫌で、関係を断ち切るためにしたと語っている。
写真を見る限り、隠し撮りではないようだ。成宮が安心していつものようにリラックスして薬物を使用しているように見える。A氏らは、一緒にやっていないのだろうか?
フライデーに直撃された成宮は、しどろもどろながら薬物はやっていないと否定している。さらに発売前には、報道各社にファクスで「事実無根の記事に対して、非常に憤りを感じます。私、成宮寛貴は、薬物を使用したことは一切ございません」と明言している。
また所属事務所も、「講談社(フライデー編集部)に対し、断固として抗議し、民事・刑事問わずあらゆる法的措置をとって参る所存です」とコメントを発表した。
万が一、これが誤報だったら、フライデー廃刊もあり得るはずだ。成宮は裁判できっちり真偽を争うべきであること、言うまでもない。
だが、ASKAや酒井法子の元夫が再び覚せい剤を使用したとして逮捕された。芸能界に蔓延するまん法薬物汚染は、まだまだ広がるに違いない。
最後に、文春恒例のミステリーベスト10を紹介しておこう。
国内部門1位は『罪の声』(塩田武士)、2位が『真実の10メートル手前』(米澤穂信)、3位が『涙香迷宮』(竹本健治)。
海外部門は第1位が『傷だらけのカミーユ』(ピエール・ルメートル)、2位が『熊と踊れ』(アンデシュ・ルースルンド/ステファン・トゥンペリ)、3位が『ミスター・メルセデス』(スティーヴン・キング)。
私は『カミーユ』と『メルセデス』『暗幕のゲルニカ』(6位、原田ハマ)は読んだが、正直それほど感心したデキではない。『罪の声』はグリ森事件を題材にしているようだし、『熊と踊れ』も実際にあった事件を下敷きにしているらしいから、読んでみようと思っている。
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