「本丸は、ほかにある──」ASKA逮捕劇を“大炎上”させた警察当局の狙いとは?
#覚せい剤 #薬物 #逮捕 #ASKA
まさかASKA容疑者の尿検査の結果が警察の捏造なんてことはないとは思うが、逮捕前にこれだけ捜査情報が洩れているのを見ると、不信感が募るのも確かだ。
ある音楽関係者からも、こんな話が聞かれる。
「警察が捜査したいのは、別の大物歌手の男と、彼に近い人間で山口組ともつながる20代の音楽プロデューサーではないか。でも、それを捜査する糸口がまったくないんだろう。大物歌手のほうは、疑いが浮上してからというもの、徹底して自分の行動を隠していて、ごく一部の側近しか居場所がわからない状態。音楽プロデューサーの方は、ASKAの最初の逮捕のときに名前が浮上しながら、材料不足で聴取ができなかったといわれる。ASKAが“クロ”だったとしても、今回の警察の狙いはそっちだと思う」
ASKA容疑者は、警視庁の取り調べに「自分は前回、逮捕されて以降、薬なんか見ていない。絶対にやっていない」と供述。ただし、最近の言動は盗撮やストーカー被害などをしつこく訴えるなど、被害妄想的な言動が強まる傾向もあり、潔白を信じる人は少ないだろう。ただ、前出編集者は「盗撮があったのは事実で、ネットストーカーの存在も間違いない」という。
「ただ、最悪のパターンは、そのストーカーが麻薬の売人だった場合。売人はあらゆる手を尽くしてASKAを監視し、再び麻薬を売りつける可能性があるからね。ASKAの精神的に不安定なところを突いて、たとえば酔っているときに強引に麻薬で遊ばせるとかすれば、あとはその証拠を写真に押さえ、ASKAから大金をねだれる。そのためなら、盗撮でもなんでもするはず。警察とマスコミが、そこに加担している形になってしまっている」(同)
確かに、マスコミに情報を漏らす警察の動きと、鬼の首をとったように私物を破壊してまで殺到する報道陣は異常な様相で、背後には、巧みに薬物中毒にハメようとする売人も含め、ASKA容疑者は自力で再起を図ろうにも、犯罪者の肩書きを背負ったサイコパス扱いから逃れることはできなかったようにも見える。
このお祭り騒ぎは、有名人の麻薬犯罪そのものより怖い話に見えるのだが。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)
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