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日刊サイゾー トップ > その他  > 『君の名は。』大ヒットのキーワードは「結び」!?
【おたぽる】

『海街』是枝裕和監督が「当たる要素がてんこ盛り」と批判した『君の名は。』、大ヒットのキーワードは「結び」!?

 これについて、番組出演者で世界的ギタリストのマーティ・フリードマンは、「とても日本的なコンセプトですね」とコメント。「日本では海外と違って年配の人を尊敬する。この映画は10代・20代をターゲットにしていたけど、一番大事なセリフは三葉のおばあさんが言うんですよ。それも大事ですし、日本人は漢字をすごく大切にする。いろんな使い方があるし、人による意味も違うし、『結び』というコンセプトは、年を超えてそれぞれ共感するポイントがあるので、年齢関係なくみんな楽しめるんだと思います」と独自の視点から分析した。

 視聴者からは、「誰よりも日本のことを、日本人のことをわかっているマーティ、素晴らしい」という声や、「すげぇ! 流石NHK。腑に落ちる」「良かったのが、上の世代が映画の意図を飛び越えたところに感想を持ってたこと」「観に行っておいた方がいいんだろうか?」などと、まだ映画を観ていない人も、番組をキッカケに興味が沸いたようす。

 驚異的なヒットにより、是枝監督が未来を嘆くほど、日本映画界に大きな影響を与えた『君の名は。』は、世界92の国と地域で配給が決まり、すでに公開中の台湾や香港、タイでは興行ランキング1位を獲得するなど、海外からも高い注目を集めている。そのぶん、次回作へのハードルは高くなるばかりだが、新海監督は今作と同じように「思春期にいる少年、少女を扱うことになる。3年以内に東宝で新しい作品を作りたい」と明かしているだけに、次回作も楽しみに待ちたい。

最終更新:2016/11/30 07:15
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