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日刊サイゾー トップ > 海外  > おデブちゃんロボット、人間を襲う

ついにAIの反乱始まる!? 「おデブちゃんロボット」に男性が襲われ、2針を縫うケガ

robo01人を食ったような表情のロボット「おデブちゃん」

 ドイツが推進する製造業の革新「インダストリー4.0」に対抗すべく、中国政府が掲げている「中国製造2025」では、医療やロボットなど、高付加価値産業の育成を志しているが、それは必ずしもうまくはいっていないようだ。

 11月16日から21日、広東省深セン市で開催された「第18回中国国際高新技術成果交易会」において、事件は起きた。「鳳凰網」(11月18日付)などによると、17日午後、同交易会で展示された、ゆるキャラのような締まりのない顔をしたロボットが突如、コントロール不能となり、暴走。ブースを破壊し、ガラスの破片が通行人めがけて飛び散った。ひとりが病院に搬送され、2針を縫うケガを負ったというのだ。

robo02おデブちゃんが暴走してブースを破壊。辺りにガラスの破片が飛び散った
robo03巻き添えを食った通行人が救急搬送された

 人を食ったような表情をした、このロボットの名前は「小胖(おデブちゃん)」。北京進化者機器人科技有限公司が4~12歳の子どもの教育のために開発されたものだというが、もし子どもが周りにいたら、とんでもない事態を引き起こしていただろう。

 事故を受け、同社は即座にロボットの構造的な欠陥を否定。オペレーターが前進と後退のボタンを押し間違えた、操作ミスによるものだと弁明した。しかし、ネット上では「メーカーは、絶対ロボットの故障を認めないだろう」「仮にそれが本当だとしても、こんな危ないロボットを子どもが操作できるの?」「熊の子どもでも教育しようってのか」といった、もっともな意見が多く寄せられた。

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