上海市の“選挙“で珍現象 トランプ氏が圧勝、蒼井そらが次点で……
2016/11/23 18:00
#中国 #蒼井そら #東アジアニュース #トランプ
多くの若者が、江沢民やトランプ氏に票を投じた。中には絵を描く器用な有権者も
ドナルド・トランプ氏が劇的な勝利を収めた米大統領選挙の興奮冷めやらぬ中、時期を同じくして中国では地方都市の下部組織・単位における人民代表選挙が各地で行われた。中国ではいわゆる国政選挙や地方選挙はないものの、都市部では社区(コミュニティ)の選挙、地方では村民委員会の選挙が存在する。
しかし、そこは中国。11月16日に実施された上海市の選挙では、珍現象が起きた。
「明報新聞網」(同日付)が伝えたところによると、同市松江区の社区選挙において、投票所のひとつになっている上海工程技術大学での投票結果が話題を呼んでいるというのだ。この投票所の有権者は学内の寮に住んでいる学生がほとんどなのだが、結果はこうだ。
ドナルド・トランプ 10%
蒼井そら 6%
江沢民 5%
その他 18%
棄権 21%
もちろん、彼らが立候補しているわけはないが、同様の現象は、ほかの選挙区でも見られた。「ラジオ・フリー・アジア(RFA)」(同17日放送)によると、別の選挙区では、“ヒラリー・クリントン氏”が優勢だったという。しかし、実際の候補者が過半数の票を獲得できなかったため、再投票が行われている。
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