死亡事故を起こす確率は64歳以下の3.75倍! 増え続ける「80歳ドライバー」の恐怖
#週刊誌 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
同じ現代に、銀行が勧める投信や金融商品、保険会社が勧める保険を買ってはいけないという巻頭特集がある。私は「銀行と保険会社は信じてはいけない」という親からの言い伝えを守っているから、こんなことをなんで今さらとは思うが、読んでみた。
三菱東京UFJ銀行の都内支店に勤務する40代の銀行員が、こう明かしている。
「銀行では投資信託と定期預金をセットにした商品を販売しています。当行だと『ウェルカム・セレクション』が、それにあたります。定期預金に50万円以上、投資信託を新規に購入すると、定期預金の金利が3%になるというものです。現在の定期預金金利は年0・01%ですから、『実に300倍!』とセールスするわけです。そのうえ、退職金の運用で、投資信託と定期預金の合計資金が500万円以上なら、さらに1%の金利が上乗せされます。しかし、これにダマされてはいけません。3~4%の高金利がつくのは契約後3カ月のみ。仮に250万円の定期なら、税引き後で2万円程度の利息です」
セットで買わされる投資信託は、購入時の手数料が3%台。資産を金融機関に運用してもらう対価として、信託報酬は年2%前後が多いから、仮に250万円相当の投資信託を購入して計5%のコストがかかったとすると、12万5,000円以上が銀行の手数料として持っていかれてしまう。2万円の利息をもらうのに、12万円以上の手数料を支払うことになる。こういう商法を詐欺商法というのだ。みずほ、三井住友も同様である。保険については今さら書くほどのことはない。
気をつけよう、甘い言葉と大銀行。バカを見るのは、いつも正直で、少し思慮の浅い顧客である。
ところで、皇太子と雅子妃の娘・愛子さま(14)が9月下旬以降、学習院中等科への通学がままならないことが話題になっている。幼稚園の頃から運動が好きだった愛子さまだが、このごろは「練習に力が入らない」「やる気が起こらない」と、後ろ向きの言葉ばかり漏らすようにもなっているというのだ。
すわ、お母さんのような病気を発症したかと、週刊誌は騒いでいる。新潮で、以前文春で雅子妃の連載をしていたライターの友納尚子氏が、これについて書いている。私は友納氏を知っているが、彼女の「雅子妃情報」は信用できる。彼女によれば、愛子さまは雅子妃に付き添われて、宮内庁病院で検査を受けたそうだ。
その結果、「過剰な食事のコントロール」が原因のひとつだと診断されたという。愛子さまは9月上旬頃から「炭水化物ダイエット」を始めたのだそうだ。真面目でストイックな性格のようで、3週間ぐらいで5キロ落としたという。
彼女もお年頃になって、痩せてきれいに見られたいという乙女心から、少しムリをしたのではないかということのようだ。いい話だと私は思うが、あまりムリをしてはいけないよ。
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