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本多圭の「芸能界・今昔・裏・レポート」

ディナーショーだけはキャンセルできない華原朋美、精神状態は依然不安定だが……

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 歌手の華原朋美が“急性ストレス反応”と診断され、11月の初めに約1カ月間の休養を発表。現在、12月のディナーショー復帰に向けて治療を続けているが、いまだ精神状態が不安定だという。

 今回の休養について業界内では、「売名行為」または「マネジャーを務める実兄との確執」と、見解が二手に分かれていた。

 なぜ、売名行為という見方をされたのか?

 実はその頃、12月のディナーショーのチケットが売れず、空席が目立っていたというのだ。華原は8月に交際がウワサされている実業家との“ラブラブ情報”がメディアに流れたが、このときも9月からの全国ツアーの宣伝のために自ら仕掛けたものではないかとウ\\ワサされた。それだけに、今回の休養も話題作りではないかと見る業界関係者はいた。

 しかし、真相は売名ではなく、実兄との確執だったようだ。実業家との交際が好転せず悩んでいるときに、そのことで実兄と口論になって叱責され、「兄と会いたくありません」とツイート(現在は削除)した。これが“兄との確執説”の大きな根拠になっている。

 華原はその後、ストレスがたまって睡眠薬を過剰摂取。体調不良を訴えて、レギュラー出演する日本テレビ系の『PON!』やネット番組、それに音楽イベントを立て続けにキャンセルして、約1カ月間の休養に入った。

 それにしても、なぜ1カ月なのか?

 華原は12月12日から、東京、兵庫、沖縄でディナーショーが入っている。もしこれをキャンセルすれば、莫大な違約金が発生するようだ。事務所としては、その事態をなんとしてでも避けたい。しかし、肝心の華原の精神状態が、いまだに不安定だという情報がある。ディナーショーは休めないというプレッシャーが、さらに華原を追い詰めているのかもしれない。

 華原は2007年から11年まで“薬物依存”で心身を壊し、芸能活動を休止していた時期があった。当時は、恋人であった飲食店プロデューサーA氏の「復帰させてやる」という甘い言葉に乗せられて、A氏と同棲。そんな中、なかなか復帰できない焦りと、A氏から受けたDVによるストレスで睡眠薬を過剰摂取。さらに、体調を悪化させるという負のスパイラルに陥っていた。

 そんな中、急性薬物中毒で病院に緊急搬送されたことで、やっと、A氏との関係は断ち切れて、実兄たちの助けで立ち直り、12年に奇跡的は芸能界復活を遂げたのだ。

 しかし、今回は、その復帰をサポートしてくれた実兄と険悪な仲になってしまったのだから、かなり深刻といえる。華原の性格や前回の活動休止期間を考えると、短期間で体調が回復するのは難しいのではないか。

 華原側とつながりのある人物によると、彼女の精神状態はいまだ不安定で、回復に向かっているとは言い難い状況のようだ。早期復帰は、ファンや関係者が願うところだが、サポートするスタッフが華原へのプレッシャーや軋轢を回避して、どれだけ彼女の心に寄り添えるかが重要だ。薬物依存から奇跡的に復帰させたという実績があるだけに、長期休養にならないことを期待したい。
(文=本多圭)

最終更新:2017/06/13 18:49
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