「あのクサレ外道!」船越英一郎、ついに死す!? 日テレ『黒い十人の女』3%台をキープ!
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今回、松吉が手がけるドラマ『淡い3人の男』で脚本を担当する皐山夏希(MEGUMI)は関係を続けて3年半。自分が松吉の恋人だと思いこんでいた彼女は、愛人の存在、そして妻がいることさえ知らなかったようです。ドラマの現場で知り合った如野に連れられて向かった飲食店での愛人たちとの出会いは、まさに青天のへきれきだったでしょう。不倫だと微塵も思っていなかった皐山は、松吉に憎しみを覚え、仕事用のパソコンのモニタに「ぶっ殺す!」の文字が。脚本家ってメンヘラが多いんですかね?
そして、殺人集団「風の会」のドン、如野。彼女は愛人歴8年の古株で、ドラマ前半戦では天然のおバカキャラでしたが、全ては松吉を亡き者にするために、愛人と愛人の間を取り持つための演技だったそう。
松吉の妻・睦は未だに謎が多いです。目の前で夫の殺害計画が語られているのにうわの空だし、集まった9人の愛人たちに、自由が丘とかで売ってそうな高級スイーツを3回も振る舞っちゃう。男の胃袋をつかむのは肉じゃがでしたが、不倫から抜け出せないクズ女をつかむのは、スイーツで事足りるようです。
最初は、殺害について意見が割れた愛人たちでしたが、なんやかんやあって松吉殺害を決行することでまとまりました。いよいよ如野から“松吉殺害計画“の全貌が語られます。それは、薬物を致死量まで服用させて、事故死に見せかける方法でした。如野が用意したのは、1つではなんの問題のない薬ですが、12時間以内に10錠服用すると、途端に死に至らしめるというもの。まるで、松吉を殺すためだけに生まれてきたようなシロモノです。
ところが、そこへ仕事を早く切り上げた松吉がやってきます。あわやバレてしまうところでしたが、間一髪でセーフ。愛人が勢揃いの異様な雰囲気に、動揺する松吉ですが「これからそれぞれに連絡しようと思っていたんだよ」と切り出し、9人の愛人に唐突に別れを告げるのでした。
この一言で、松吉を殺す理由はなくなってしまいました。が、その一方的な言い分に愛人たちは納得できません。最後まで殺害を踏みとどまっていた神田は、怒りに満ちた顔になり「あの腐れ外道!」と啖呵を切り、一同は殺害に向けて動き出すのでした。
やっぱり、松吉という男は身勝手なタイプだなと思うんです。松吉に夫婦間を壊されたかたちの火山が、的を射た一言を言います。「誰でも優しいってことは、誰にも優しくないってことだから」そうなんです、松吉は、そのことに気付いていない。まさか、自分が心から愛した10人に殺されるどころか、憎まれているなんて思っていないはず。
また、松吉を殺すための薬を実家の病院から持ち出すために、高知に帰った如野が「お土産だ」と持参した和菓子を、愛人は誰も食べません。まだ愛人同士の間で互いを信用していないということなのでしょう。一方で、松吉は、和菓子を見かけるや、むしゃむしゃ。松吉の迂闊な部分でもあり、人の良さが出ているシーンだと思うんですよね。
次回は、それぞれ一つずつ薬を持った愛人たちが、松吉にそれを飲ませるためにあれやこれやと四苦八苦するようです。里見八犬伝の数珠の玉、ドラゴンボールよりも多い10錠ですが、松吉殺害のあと、愛人たちはどんな願いを口にするのでしょうか?
(文=どらまっ子HAYAちゃん)
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