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日刊サイゾー トップ > インタビュー  > ブレーク間近!ルシファー吉岡

「キャンタマンクラッカー」でブレーク間近! ルシファー吉岡が追求し続ける、“パンティ”の果てなき可能性

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■ミスチルの歌に感化されて

ルシファー そんな異名取ってるんですか(笑)。でも「下ネタ作ろう」って強く思っているわけじゃないんですよ。ただ作るネタを振り返ってみると、8割下ネタになっているという。最初に作ったネタが「エレベーターでうんこを漏らす」っていうやつだったんですよ。そう考えると、やっぱ初めからですね。

――憧れていた芸人さんは、いらっしゃったんですか?

ルシファー 小さい頃はダウンタウンさんが好きで、だからコンビやりたいっていう気持ちがありました。それを断念して「また昼休みかーーい」くらいの時期にバカリズムさんや劇団ひとりさんを見て、それまで一人で芸人やるっていう選択肢はなかったのが「一人でも、こんなに面白いことができるんだ」って思った。あとその当時、ミスチルの歌を聴いてたのがよくなかったのかな。やっぱり、メッセージ性強いじゃないですか、ミスチル。

――なんていう歌ですか?

ルシファー ポカリスエットのCMで綾瀬はるかさんが出てたやつ。あぁ「未来」ですね。「生まれたての僕らの前にはただ 果てしない未来があって」って、それがド直球にキてしまった。

――歌の力ってすごい。

ルシファー ただこういう話って、この場だとバカバカしいですけど、字面になったとき「こいつマジか」ってなりません? 

――「自分、つらかった時期にミスチル聴いて……」みたいな。

ルシファー それが怖いんですよね。完全に痛いヤツじゃないですか。

――でも、大丈夫だと思います。その前の話が「エレベーターでうんこ漏らしたネタ」ですから。

ルシファー 逆に、こいつミスチルの何に心打たれたんだっていう(笑)。

――ルシファーさんは会社員から芸人さんになったわけですけど、サラリーマンと芸人さんの一番の違いって、どんなところにあると思いますか?

ルシファー そうですね。それを語れるのも、きっと芸人としてサラリーマン時代くらい稼げてからだと思うんですけど、一番は営業行って10分くらいのネタやって数万円もらった時ですかね。それこそ「10分でかーーーい」ってなる。サラリーマンだったら、いくつの昼休みを越えなきゃいけないんだろうって。

――基準は、とにかく「昼休み」(笑)。

ルシファー あとやっぱり個人事業主なので、全部自分でやらなきゃいけない。もちろん事務所に所属しているので、マネジャーさんにいろいろ助けてもらって初めて成り立つ世界ですけど、ネタも含め、自分で作って自分でプロデュースしていかなきゃいけない難しさと楽しさはありますよね。

――やりがいがあるということですね。自分次第で、どうにでもなる。

ルシファー だから、よくよく考えたら、エロいネタやる必要もなかったわけですけどね(笑)。

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