SMAP解散阻止運動激化で暴動へ!? 「STAY」シングルカットの“ガス抜き”案も……
#ジャニーズ #SMAP
5日付の東京スポーツで、SMAP・香取慎吾の芸能界引退が報じられたが、これに、ファンからジャニーズ事務所の陰謀説が持ち上がっている。
同紙によると、香取は来年9月のジャニーズ事務所との契約更改をせずに去る予定で、これが芸能界引退を意味するとしている。実際、香取はほかメンバーと違って、来年以降の仕事がほぼ未定の状態。一説には、アパレル方面の実業家転身という情報もあり、コンサート演出の才能があることから、裏方としての再出発もささやかれる。
しかし、SMAP解散に悲鳴を上げ続けるファンたちの間では「ジャニーズ子飼いのキムタク(木村拓哉)と対立した慎吾ちゃんに、わざと仕事を入れず、引退に追い込んでいる」と、事務所の陰謀説が飛び交っている。
SMAPファンは、これまで代表曲「世界に一つだけの花」のシングルCDを一斉購入する購買運動でランキング上位に押し上げたり、全国各地の新聞にSMAP解散を嘆く個人広告を一斉掲載したりと、あらゆる手段で解散への抗議を示してきた。
12月21日に発売となるSMAPのベストアルバム『SMAP 25 YEARS』(ビクターエンタテインメント)の収録曲50曲をファンのリクエストによって選曲したところ、解散を思いとどまるよう願いを込めた「STAY」(作詞:佐原けいこ、作曲:日比野元気)が1位に。同曲は06年のアルバムに収録されたものだが、400曲以上もある楽曲の中からシングル発売されていないものが選ばれたのは、まさにファンの心の叫びだ。
「この先どうしようもなくすれ違ったり 言い争いがあったりもしても どうか道の途中で 手を離そうとしないでよ ちゃんと繋いでてよ」
冒頭でキムタクが歌うフレーズは、確かにSMAPの結束を願う主張と重なる。
「ファンは、いまだに解散撤回をあきらめていませんよ。ジャニーズ事務所にも、そうした意見は山のように届いていて、スタッフが『事務所が決めたんじゃなくてメンバーが決めたことで、私たちもつらい』と嘆いていましたからね。レコード会社のビクターエンタテインメントにも、私設ファンサークル主宰者から『STAY』のシングルカットを願う嘆願書が届いたとか」(ジャニーズ担当のスポーツ紙記者)
ただ、音楽関係者に聞いてみたところ、「どんなに多くの要望が集まったとしても、シングルカットは難しいかもしれない」という。
「これを承諾するか否かはジャニーズ事務所の判断であって、今この状況でそれを認めてしまうと、SMAP解散の抗議活動に乗ってしまう形になる。ただでさえ、ファンは事務所の陰謀説を唱えているわけですから、どんなに儲かる話でも、シングルカットは認めないのでは」(同)
事務所側が抗議活動の激化を恐れるのは無理もない。あるファン女性はSNSで「年末、ジャニーズ事務所やテレビ局の前に集まって『STAY』を合唱する抗議デモを行いたい」と提案し、賛同者を集めている。
「こうした集会が発生すれば、感情的になった一部ファンによってモノが投げられるなどの暴動に発展する恐れもある。一説には、メリー喜多川副社長ら一部ファンに敵視されている役員が、早々に海外へ避難するともいわれているほど」と音楽関係者。
見方を変えれば、「STAY」のシングルカットは、ストレスたまりまくりなファンのガス抜きになりそうな気もする。現実的にどうなのか、ジャニーズ事務所に問い合わせたが、期日までに返答はなく、ビクターに問い合わせてみると「1位の人気になったのはありがたいことですが、今のところシングルカットの予定はありません」とのことだった。
現時点でSMAPメンバーがそろう最後の機会ともいわれるのが、12月26日放送の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)。せめてそこで、ファンからのメッセージへのアンサーソングを歌ってほしいという声もあるが……。
(文=ハイセーヤスダ/NEWSIDER Tokyo)
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