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日刊サイゾー トップ > 海外  > 卵子売買の仲介業者に潜入取材

「AB型なら報酬アップ!?」2人目解禁で需要高まる卵子売買の仲介業者に、中国メディアが潜入取材!

ranshi02北京市内のホテルで仲介業者、依頼者と会う記者
ranshi03依頼者と仲介業者に付き添われ、病院で健康診断を受ける記者
ranshi04健康診断の結果について、話し合いをしている様子

 依頼者は、IT業界で働くキャリアウーマンで、7歳になる女児の母親だという。一人っ子政策廃止後、もう一人子どもが欲しいという思いから病院で診断を受けたところ、すでに排卵が止まっており、自然妊娠が困難であることが判明。そこで、提供者と直接会い、優秀で健康な卵子をすぐに手に入れることができるこの業者に、仲介を依頼したとのことだった。

 依頼者は記者の履歴書や資料に目を通すと、健康状態をチェックするため、彼女をホテル近くの病院に連れて行き、健康診断を受けさせた。そして問題がないことがわかると、いよいよ契約について話は進んでいったのだった。

 依頼者は記者に対し「卵子提供が終わった後、生まれてくる子どもとは一切関りを持たないこと」を厳しく求めたという。

 もちろん、今回の潜入調査では契約に至ることはなかったのだが、通常は契約が決まれば、すぐに業者の手配した病院に数日入院し、排卵誘発剤を使用し、卵子の採取が行われる。 

 ちなみに卵子の売買は、「人類補助生殖技術管理法」で禁止されている違法行為だが、この国に金で買えないものなどないのである。
(文=青山大樹)

最終更新:2016/11/09 18:42
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