トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 女の戦いは“肉弾戦”!?

女の戦いは“肉弾戦”!? 視聴率微増の日テレ『黒い十人の女』アクションドラマに方向転換か

 ところが松吉、この忠告を素直に聞きすぎてしまいました。「APとしてそう言うなら」と、ものすごく正しい道を選択することに。まず手始めに、弥上に不倫関係の解消を切り出しました。

 これに、弥上は「みんなと別れなくていいから、私と別れないで~」と号泣。数話に渡って行われてきた弥上の“私以外の愛人、全員別れさせ作戦”は、こうして失敗に終わります。

 そんな弥上の画策を知り、怒っているのは相葉と、そのメイク担当で愛人の水川(平山あや)。マネジャー長谷川も弥上の口車に乗る女ではありませんでした。女優、メイク、マネジャーの3人で酒を酌み交わし、弥上への復讐を誓うのでした。

 そんなこんなで、松吉プロデュースのドラマ『3人の淡い男』がクランクイン。現場にはAP弥上はもちろん、マネジャー、若手女優、メイクの“弥上憎し”な3人衆。さらに舞台女優・如野もいます。愛人だらけです。

 撮影がつつがなく進む中、弥上 vs 3人の抗争がスタート。互いに足を踏んだり、台車で轢いたり、ボールペンで脇腹を突き刺したり、アツアツのオシボリを首筋に押し付けたりと、周囲に気を使いながらも攻防は続きますが、徐々に3対1の袋叩き状態に。トイレの個室に入った弥上を閉じ込めた3人が、バケツで水をぶっかけるという「完全にイジメ」的なフィニッシュで一応の決着を見ました。

 と、ここで仲裁に入ったのは如野でした。独りよがりな芝居で現場を混乱させていた如野でしたが、怒れる3人を「全員クズでしょ」とたしなめ、こちらも「私たちをクズにした、風が悪い」という結論に達しました。

 そこに現れたのが、こちらも弥上によって夫に不倫をバラされた卯野(白羽ゆり)。「女APはどこじゃ~!」と、激高テンションで現場に乱入し、弥上に向かって一直線に全力疾走すると、そのまま“キックの鬼”沢村忠を彷彿とさせる真空飛び膝蹴り! ドンガラガッシャーン! こうして弥上は、愛人たちに卑怯な立ち回りをしてきたツケを、すべて払わされることになったのでした。

 ともあれ、どうやら女たちのご意見は「風が悪い」で一致してきたようです。次回は本妻を含む10人が集まっているシーンがある模様。衣装も喪服のような黒いものにガラリと変わり、原作のような黒い展開が待っていることでしょう。
(文=どらまっ子HAYAちゃん)

最終更新:2016/11/16 18:59
12
ページ上部へ戻る

配給映画