『レコード大賞』1億円買収は三代目JSBだけじゃない!? 私腹を肥やし続けた芸能界の“闇勢力”
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さらに、ポストが報じているように、先の東京10区の補選で右腕の若狭勝氏が当選したが、民進党の新人候補相手にそれほどの大差をつけられなかったことが「小池人気」に翳りが出てきたのではといわれているそうだ。
先の都知事の失政を指摘し正そうということはできるが、どう立て直すのかは蛮勇だけでは押し通すことはできない。
小池都知事の最大のブレーンといわれる上山信一慶應大学教授の、ボート会場変更案や上山氏がIOCバッハ会長に提出した資料に、議会が承認していない仮設施設の整備費1,500億円を都が負担すると書かれていた問題で、都議会が百条委員会にかけるという動きもあるそうだ。
失礼だが、小池知事の厚化粧の下の化けの皮が剥がれるのも近いのかもしれない。
その小池都知事と、やはり厚化粧(?)のアッキーこと安倍首相夫人の安倍昭恵さんが現代で対談している。
結論から言うと、何にも読むところなどない対談だが、無理して拾えば、小池都知事のこの発言。
「都知事は直接都民から選ばれた、ある意味での『大統領』。自分で提案して、自分で決定ができるので、国政に比べて改革は行いやすいかもしれません」
五輪に関しては、
「基本的に『オールジャパン』で臨むべきイベント。国ももっとおカネを出すべきだと思います。ぜひ昭恵さんから総理にお願いしていただければと思います」
それに応えて昭恵さんは、
「あははは。主人に伝えておきます」
昭恵のほうが一枚上手という印象だ。
閑話休題。先週火曜日(10月25日)に神戸へ行って、内田樹さんに会ってきた。住吉駅から歩いて2~3分。閑静な住宅街の中にある。
外見からはわからないが、1階には堂々とした合気道場「凱風館」があり、門弟は300人になるという。
鍛え抜いた体から発するオーラに圧倒されるが、話してみると書くもの同様、ニコニコと優しい人であった。
ノンジャンルといってもいいほど多方面についての著作があるので、何から聞こうかと逡巡したが、アメリカは日本にとって信頼に足り得る国かという話から始め、安倍首相論、メディアの惨状、日本はこのままいくと北朝鮮化するなど、独自の視点からユニークな発言が聞かれ、期待した以上に楽しい時間だった。
最後に、内田さんの旺盛な研究心を支えているのは何かと聞くと、それは学問でも武道でも、自分の尊敬できる「師」を持ったことだと答えてくれた。
自分は、いつまでもその師の弟子であることを任じている。その師に少しでも近づこうと思っているから、いろいろなことに対して関心が衰えない。
内田氏と別れてから、この年だが、私も「師」を探し、その師の考えや思想を一生涯かけて突き詰めてみたいと思った。さて、誰にするか? それが問題だが。
さて、現代が電通を取り上げている。電通の正体というタイトルのわりには、内容に新味はないが、取り上げること自体に意味があると思いたい。
電通社員の過労死問題で、労働基準監督署などが立ち入り検査をする異常事態になっている電通だが、石井直社長名で社員に出した文書の中に、電通が必要以上にメディアに糾弾されていると言わんばかりの書きぶりがあると現代は批判している。
そのほかは、これまでだったら電通の社員が不祥事を起こしても実名も出なかった。クライアントが不祥事を起こせば、電通が広告をエサにメディアに記事の修正をしてもらっていた。
電力会社から3.11までの約40年間に約2兆4,000億円の広告費をもらって、原発の推進、安全神話をつくってきたなどなど。
たかが一広告代理店に抑え込まれてきたメディア側にも、大きな問題があると思う。これをきっかけに電通タブーを払拭し、メディアへの介入、五輪やW杯招致のためのカネをばらまくロビイング活動も自粛させるべきであろう。
メディアの上に広告代理店が君臨するなど、あってはならない。
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