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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > トラウマ必至の韓国珍スポ
傍観ライター・清水2000の「韓国珍スポ探訪記」VOL.15

トラウマ必至! とある9歳児を大フィーチャーした反共テーマパーク「李承福記念館」

leeseungbok04叫ぶ少年像と、観覧コースを紹介するお姉さんとのギャップがぐっとくる

 記念館はこの像以外にも、李少年に関わる展示がめじろ押しだ。

 次に現れたのは、北朝鮮兵の襲撃を受けた自宅を復元したもの。本物の家は、ここから5キロ先の山奥にあったそうだが、「わかりやすいように(日本語パンフより)」ここに設置したのだという。

leeseungbok05いずれにせよ、戸締りはしっかりしたほうがいい

 お次は、記念館のメインコンテンツといえる、李少年の9年間が詰まったミュージアム「本館展示室」だ。

 中に入ると、右手には厳かな追悼室があり、左手には映画の上映室があった。先客がいるので扉の外で待っていたところ、中からおどろおどろしい叫び声が聞こえてくる。しかも、テープの延びきったような割れた音で。ここはお化け屋敷か。

『李承福の一代記』というタイトルの、20分ほどの白黒映像を見て、事件のあらましを知り、おなかいっぱいになるが、展示室はここからが本番だ。

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