ジャスティン・ビーバー、イギリス“ビリーバー”の前でステージ降りる! 過去のトラブルがトラウマに!?
アメリカのフォーブス誌が毎年恒例で発表している「最も稼いだ30歳未満のセレブリティ2014」で、年収8000万ドル(当時のレートで約94億円)を稼いで1位に輝いたこともあるカナダ人歌手のジャスティン・ビーバー。そんな超スーパーセレブである彼でも、思い通りにいかないことがあるようだ。
ジャスティンは現在、ワールドツアー「Purpose World Tour」を敢行中。“ビリーバー”と呼ばれる各国のファンを熱狂させているわけだが、これに彼は苛立ちを覚えるようで、今月からスタートしたイギリス公演でついに沸点を迎えてしまった。
まず、17日に行われたバーミンガムでのライブでジャスティンは、大歓声を上げるファンに向かって「叫ぶのはいいよ。それは構わないんだけど、ちょっと落ち着いて僕の話を聞いてくれよ」とお願い。その様子を映した動画では、「叫ぶのはただ不快なだけなんだ」「たまに誰も(自分の話を)聞いてくれていないんじゃないかと感じるんだ。それがちょっとプレッシャーになってきているんだよ」とも訴えている。
そんなジャスティンの思いを快く受け取れないファンもいるようで、同公演に駆けつけたアマンダ・ボーランドさんはバーミンガム・メール紙に「ジャスティンが自分のファンたちを軽視しているようにとても感じました」とコメント。アマンダさんは会場に飛び交った声援が「うるさい叫び声とは思わなかった」とも話しており、ジャスティンが過敏になりすぎただけだと感じたようだ。
だが、ジャスティンは本気でキレかけていたのだろう。その後のマンチェスター公演で叫びまくるファンに我慢ならなくなった彼は、ついにマイクを置いてしまった。
このコンサートでも、楽曲の間には叫ばないでほしいと呼びかけていたジャスティン。しかし会場の至るところで黄色い声援はやまず…。中にはジャスティンを小バカにするような笑い声を上げるファンもいたという。観客は何よりも彼のヒットナンバーを聞きたかったようだが、ジャスティンはステージを去るという、アーティストの最終手段といえる行動に出たのだ。
とはいえ、すぐにステージに戻り、「マンチェスターの人たちは僕が話をするのが嫌いみたいだから、もう話さないようにするよ」とコメント。コンサートの終盤で満を持して『ベイビー』を歌う前には、「世界中を旅してここにやってきて、みんなに笑顔を届けるためにパフォーマンスを行うことに僕は人生を捧げているんだ」「だけどみんなは僕に対して同じような敬意を払ってくれないんだなと感じて、傷ついて、そんなことになったんだ」と中断の理由を説明した。
13年のロンドン公演中では、誕生日パーティをクラブで拒否され、コンサートに2時間遅刻したり、パフォーマンス中に呼吸困難に陥ってライブ後に緊急入院したりとトラブル続きだったジャスティン。現地のパパラッチに追いかけられた際にはFワードが飛び交う言い合いになり、最終的には「もう2度とイギリスなんか来るか!」と捨て台詞を放っていたという。それがトラウマとなり、イギリスのファンには少し厳しい態度をとってしまうのかも…。
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