正義のマッチョマンか「白豚」か…ラッセル・クロウ、女性ラッパーのアジーリア・バンクスに噛みつかれた騒動
ムキムキなマッチョボディとチャーミングな笑顔で、日本での人気も高いハリウッドスターのラッセル・クロウ。あの厚い胸板を持つ彼にギュッと抱きしめられたと願う女性も多いことだろう。だが、ニューヨーク生まれの女性ラッパー、アジーリア・バンクスはそんなポジティブな感情は抱かなかったようだ。ふたりのイザコザが各国のメディアを騒がせている。
ことの発端は、今月15日夜に行われたプライベートパーティー。アメリカの大手ゴシップ芸能サイト「TMZ」によると、ラッセルが滞在中のホテルでディナーと音楽を楽しもうと10名ほどの友人を招いたところ、ヒップホップグループ「ウータン・クラン」のRZA(リッザ)に連れられてアジーリアが出席。音楽活動以外でも才能を発揮するRZAは、過去にラッセルの主演映画『アイアン・フィスト』の監督・脚本・音楽を担当したこともあり、それ以降両者には深い友情が芽生えたと言われる間柄だ。
当初は和やかな雰囲気に包まれていたというが、アジーリアはあまり楽しんでいなかったようである。「TMZ」が出席者の目撃談として、「アジーリアがラッセルの選曲をバカにし、大声で笑いだした。そして、ラッセルと招待客に対して『マジ、つまんない白人男たち』と侮辱した」と伝えているのだ。
その出席者によると、「驚いた女性招待客の1人が『黙りなさい』と言ったのだが、アジーリアはさらに興奮。『このグラスを割って、アンタたちの喉を刺してやろうか? (クエンティン・)タランティーノのクソ作品みたいな血しぶきが見られるわよ』と脅迫し、ニガー、ニガーと騒ぎ立てた」という。
アジーリアといえば、これまでに大物ラッパーのエミネムや世界的な歌姫・ビヨンセなどに噛みついてきた“実績”がある。それをラッセルも知っていたのか、パーティーでわめき始めた彼女に対しては、「驚くほど冷静」(目撃者)だったという。だが、その後アジーリアがグラスを手に取って投げるような仕草をしたことで、いよいよラッセルも我慢できなくなり、「彼女(アジーリア)を抱きかかえてスイートルームから連れ出し、ホテルの警備員を呼んだ」そうだ。
だが、アジーリアは16日のFacebookに、「(ラッセルに)ニガーと呼ばれて首を絞められ、部屋から追い出されて唾を吐きかけられた」などと報道とは真逆ともいえる内容を投稿。被害者は自分であると主張し、「死にたい」「誰かラッセルをリンチしてくれないかな」と過激なコメントを残した。
今夏には、元ワン・ダイレクションのゼイン・マリクへの暴言によりTwitterのアカウントを停止されたアジーリア。前述の実績のほか、女性ボディーガードの胸にホントに噛みついて警察沙汰になったこともあり、多くのネットユーザーから「またか」の声が上がっている。
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