慶大集団レイプ事件 「われわれは司法機関ではないので…」大学側の非道な対応を、被害者母が暴露!
#週刊誌 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
ポストは、安倍首相とプーチンロシア大統領の間で「北方領土2島返還」が決まれば、来年1月に解散・総選挙をやり、結果、3分の2どころか、4分の3超えすると予測している。
参院選のように野党共闘ができたとしても、小池百合子新党、おおさか維新の会、名古屋の河村たかし市長が組めば、野党共闘は埋没してしまうと読んでいるのだ。
それによって安倍首相はプーチン化し、憲法改正どころか、思うがままに日本を操るというのである。
そんなことをさせては絶対いけない。そうは言っても、民進党の代表が替わっても、何も新しい路線を打ち出せないのでは、この読み通りになる可能性をまったく否定はできない。困ったものだ。
しかし、潮目が少し変わってきた徴候もある。新潟知事選で、共産、社民、自由が推薦する米山隆一氏(49)が泉田前知事の路線の継承を訴え、原発再稼働を争点化して当選したのだ。
「(危機感を持った)二階俊博幹事長ら自民党幹部が連日のように現地に入り、首相自身も13日、泉田氏と会談して支援要請をするなど、政権を挙げた総力戦となった。そのうえでの敗北だけに、柏崎刈羽原発の再稼働への道筋はまったく見通せない」(朝日新聞10月17日付)。
国民を愚弄し続けた安倍政権に、ようやくそれに気がついた地方の選挙民から「NO!」の声が上がり始めたのだ。
地方から広がっている安倍に対する怨嗟の声は、国会を再び、これまで以上の広がりを持って取り巻くことになるはずだ。
ひとつだけ確かなことがある。国民のほとんどは、安倍など信用してはいない。アリの穴から、安倍政権は崩壊していくはずである。
現代は巻頭特集で50、60すぎたら「損する会社」「得する会社」があると書いている。
読者は、これから就職をしようという学生なのだろうか? だが、読めばわかるように、年取ってからも社員に優しい会社など、あってもごくごくわずかにすぎない。
国からの圧力で、65歳、または70歳まで再雇用すると言ってはいるが、その実態はせいぜい月20万円程度で、かつての部下から顎で使われる半端仕事しかないのだ。
ここでもメガバンクの冷たさを行員が話しているが、どこもここも似たり寄ったりである。
わずかにいいと言われるNECやリコーでも、「56歳で役職定年になりますが、それまでの給与体系がほぼ維持されるので、2割程度しか給料は下がりません」(NEC関連子会社勤務)、「60歳からはシニア契約があり、65歳までは社内に残れます。時給は1000~2000円と高くはありませんが、居心地がいい」(リコー社員)程度なのだ。
後で触れるが、電通などは「20~30代の非常につらい時期を乗り切れば、後は天国のようなものです」(電通社員)というが、そこへ行くまでに過労死したり、天国にいる上役のパワハラに悩まされたりと、若い社員にとっては「地獄」のような会社なのだ。
学生諸君! これだけは言っておく。社員に優しい会社などどこにもないと思ったほうがいい。もしあったとしたら、宝くじで3億円当たったようなものだから、手放さないことだ。
その電通の女子社員(当時24歳)が社員寮の4階から身を投げて自殺したが、それから約9カ月後に、遺族が申請していた労災認定が下りた。
だが、彼女の残業時間が月に100時間だったことなどが、各所で波紋を呼んでいる。
高橋まつりさんという。東大文学部から電通に入り、インターネット関連の広告を扱う部署に配属された。
先月の9月23日には、電通が扱うインターネット広告で、過大請求など2億3,000万円程度の不正取引が発覚したが、彼女が所属していた部署もこの不正に関係していたという。
電通は不正が横行した背景には、人手不足があったことを認めた。彼女が本採用になったのは昨年10月。文春によると、この頃から業務量が格段に多くなり、それに反して部署の人数は半減したというから、相当なハードワークだったようだ。
負担が増えていくにつれて、彼女のTwitterには、仕事や職場に対する嘆きがあふれるようになってきたそうだ。
「つらいつらい、新入社員なんて何も面白くないと思いながら会社に行って終電で帰宅してメイクも落とさないで寝て起きて友だちと会話もできずの毎日」(10月2日)
「土日も出勤しなければならないことがまた決定し、本気で死んでしまいたい」(11月3日)
残業の上限は月70時間と決められているそうだが、上長次第ではそれ以上働かせることができる労使協定があるそうだ。
土日や朝5時帰りなど、100時間以上の残業があったと思われる。それに「遺族と弁護団は上司によるパワハラも高橋さんの自殺の原因にあったと考えているようです」(社会部記者)。
こんなツイートがある。
「いくら年功序列だ、役職についてるんだって言ってもさ、常識を外れたことを言ったらだめだよね。人を意味もなく傷つけるのはだめだよね」
上司が取ってきたクライアントを押し付けられ、新人ではあり得ないような申込件数を達成しなくてはならないこともあったようだ。
元「週刊朝日」編集長の山口一臣氏によれば、彼女は学生時代にネット放送の『週刊朝日UST劇場』に出演していて、当時は「週刊朝日の記者になりたい」などと語っていたそうだ。彼がこう書いている。
「まつりは週刊誌の記者になりたいと言っていた。でも、電通に就職が決まって、みんな喜んだ。職場も近いし、またみんなで飲みに行こうとか言ってたのに。かなわないまま死んでしまった。朝日新聞社から電通までは歩いて5分とかからないのに。こんなに近くにいながら、何もできなかった。ゴメンね」
昔から「電通残酷物語」などといわれていたが、内情は以前よりさらにひどくなってきているのかもしれない。
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