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日刊サイゾー トップ > インタビュー  > 結成20周年!バイきんぐを直撃
DVD『ハート』発売記念インタビュー

結成20周年! バイきんぐが葛藤の果てに見つけた、「バカ」と「注意」の境地

――“バカと注意”しかり、バイきんぐさんはお笑い界でも独特の地位を築いていると思うのですが、そんなお2人がいま脅威に感じている若手芸人さんは誰ですか?

西村 若手じゃないかもしれないけど……2人ともハゲてるという点では、トレンディエンジェルですかね(笑)。これは、永遠につきまとう問題。

小峠 トレンディエンジェルの斎藤(司)と話しててスゲエなと思ったのは、アイツね「ハゲをもっとポップにしたい」って言うんですよ。もう、見ている景色が違うなと。

西村 すごいとこ行ってるな(笑)。

小峠 とてもじゃないけど勝てないですよね、ハゲという面では。

西村 ハゲの意識が高いよ(笑)。

小峠 考えたことないですもん。自分がハゲているだけではなく、それをどうやって世に広めようかなんて。ハゲの、いわゆる底上げを図ろうとしているわけですから。

西村 最近、若手のネタ番組を見ても思うんですけど、本当にレベルが高くて。僕らの若手の時よりも、絶対レベルは上がっていると思う。1年目から面白いって、なんだよ!? ってね。一時期より少しずつネタ番組も増えてきてるし、僕らも、うかうかしてられませんね。

――だからこそ、こうやって定期的にコントライブも続けているんですね。

小峠 DVDの幕間のVTRとか、一日で撮ったものをブッタ切って差し込んだだけで、すごく効率重視ですけど(笑)。

――いや、あの「はじめて2人で○○」シリーズ、すごく萌えます。こちらのDVD『ハート』でオススメのコントは何ですか?

小峠 私は「陶芸家」ですね。西村のサイコ感が出てる(笑)。

西村 サイコ感でいったら「スピード違反」かなぁ。2人ともイカレてますからね。

小峠 結局、注意してる人も、最後イカレちゃうんだよ(笑)。
(取材・文=西澤千央)

最終更新:2016/10/25 17:47
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