石原さとみ『地味にスゴイ』強引な“校閲ゴリ押し”展開で2ケタキープも、衣装アピール映像にイラッ!
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う~ん、この『専業主婦には1億円の価値がある』を最初から「これは売れる」と言い切っていた悦子ですが、完成した本を見て筆者はびっくり! 主婦向けの本の表紙デザインが、赤と青のストライプって、FC東京のユニフォームじゃないんだから……。しかも、この判型って、B5版の横位置とかですよね。本屋も売りにくそう……。
しかし、そんな筆者の思いを否定するかのように、発売イベントのシーンでは、参加者女性が「このシールなんだろう。かわいい表紙なのに、いやだな~」とつぶやく始末。え? かわいい表紙? FC東京が? 筆者のセンスがおかしいのでしょうか……。不安!
そんな参加者の声を聞き、「表紙の誤植を見逃してしまいました! すべて私の責任です。本当に申し訳ありませんでした!」と参加者に頭を下げる悦子。しかし、亜季がスピーチで、校閲の仕事のすばらしさを語り、「普段1円でもケチっている私の本には、訂正シールがお似合いだとは思いませんか?」と笑顔を見せたことで、場がイイ感じになりました。
同作は、制作サイドの「何がなんでも校閲を全面に押し出そう!」という強い気持ちによって、強引な展開やセリフが次々と飛び出すところが、ひとつの見どころと言えそう。また、ノリだけでズンズン進みながらも、たまに印籠のように出してくる校閲の専門知識が、それっぽさを演出していて、その絶妙なバランスが視聴者を引き付けているのではないでしょうか? おそらく、同じ「本」というテーマを扱いながら大コケしたAKB48・渡辺麻友&稲森いずみダブル主演『戦う!書店ガール』(2015年/フジテレビ系)には、この軽薄さが足りなかったんだと思います。だって、なんかマジメぶってて、どんよりとしたドラマだったもん。
しかし、悦子の衣装が変わるたびに、画面いっぱいに広がる映像と効果音は、誰が喜んでいるんでしょうか? いや、石原はかわいいですよ。ただ、“月9”じゃないのに“月9”臭がして、毎回イラッとしてしまいます。それに、悦子の気張ったファッションって、女性の間でも好みが分かれると思うんですよね……。まあ、あのカットは最終回までなくならないと思うので、次回からはなるべくイラッとしないように、こちらが気をつけます、ええ、ええ。
(文=どらまっ子TAMOちゃん)
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