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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 「ジャニーズ城」建設で世代交代?
週刊誌スクープ大賞

ジャニーズの威光ここに極まりけり! 渋谷に80億円の「ジャニーズ城」建設で加速する世代交代

 結論から言うと、小池都知事には周りに人がいない。したがって、疑問を呈することはできても、そこから決断までがなかなか進まないのだ。

 共産党の清水ひで子都議が、こう言っている。

「答弁が曖昧で、他人事になっているところがもの足りない。私たちが証拠を出しても『調べます』『PTで相談する』ばかり。『そう思う』とか『違う』とか、もう少し自分の判断を示していただきたかった」

 こうした態度に、傍聴席から「利権ファーストなの? 都民ファーストなの? しっかりしなさい!」という野次が飛んでいるそうだ。

 小池都知事は憮然とした表情で、傍聴席をにらんでいたという。

 人がいない、カネがない、古参の秘書らが彼女の元を離れてしまっているなど、口で勇ましいことを言っても、動く人がいないのが実情らしい。

 その上、豊洲移転だけではなく、東京五輪の施設見直しも、早急にやらなければならない。

 今のままでは、長野五輪の施設のように、造ったはいいが、その後使う人も少なく、赤字を垂れ流して都の財政を圧迫することになると朝日は苦言を呈する。

 唯一といってもいい大物の味方である二階幹事長だが、これも相当なタヌキだから、彼女の思い通りに動いてくれると考えるのは甘いだろう。

 朝日によれば、東京都立広尾病院の青山への移転計画もあるが、土地購入費だけで370億円、病院建設費を含めると約900億円になるという巨大プロジェクトだそうだが、なぜ現地建て替えではなく費用のかかる移転新築なのか?

 舛添要一氏が都知事時代に決めたようだが、これも難問だそうである。

 一見、順調そうに見える船出だが、実態は、板子一枚下は地獄という、歴代都知事と変わらないのが実態のようだ。

 これまでやって来たことにクレームをつけることは誰でもできるかもしれないが、それをどう、都民の納得のいく形でまとめられるのか。正念場が近づいている。

 さて、今週の注目記事・第1位はやはり文春。歌舞伎役者の片岡愛之助(44)は9月28日に藤原紀香(45)との結婚披露宴を華々しく開いたが、文春によると、その宴に元愛人を招待していたと報じている。

 紀香の隣に着物姿の彼女も写っているスリーショット写真まで掲載しているのだから、気の強い新妻との間で「不測の事態」が起こらなければいいがと、心配になる。

 司会の徳光和夫は、2人をこう紹介したという。

「新郎は初めての結婚でございますが、新婦は“初めての再婚”でございます」

 そこに呼ばれた元カノは「キリッとした顔立ちで女優の上戸彩に似た美人」(文春)だそうだ。

 彼女と愛之助が知り合ったのは12年2月。歌舞伎ファンだった彼女は知人の紹介で愛之助の楽屋を訪ね、メールのやりとりをし、連日愛之助から連絡が来て、4カ月後に「初めて身体の関係を持ったそうです」(彼女の親友)。

 その当時はつかこうへい氏の娘で、元タカラジェンヌの愛原実花と付き合っているとウワサされていたが、彼女には「もう別れた」と言ったという。

 少し前に文春は、愛之助が00年に大阪の女性との間に子どもをもうけたにもかかわらず、子どもが幼稚園の時に家を出て以来、一度も会おうとしないという女性の告発を掲載した。

 また、彼女と付き合っているとき、タレントの熊切あさ美とも付き合っていたのだ。

 男がモテる要素は、姿形がいいだけではなく、まめでなくてはダメだ。ちょくちょく電話をかける、会えば彼女の話を親身になって聞いてやる、ベッドの上だけではなく何度も「キレイだよ」「今日のネイルメチャかわいい」とホメ続けることである。

 熊切の一件以来、愛之助とは別れたそうだが、彼女は愛之助のことを「優しいと、優柔不断と、いい加減が混同した人」と話しているそうだが、なかなか的を射た愛之助評である。

 こうした愛之助の「女遊び」は病膏肓に入っているようだから、紀香も覚悟したほうがよさそうだ。
(文=元木昌彦)

最終更新:2016/10/11 21:00
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