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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 松下奈緒、主演ドラマ3作連続爆死

女優・松下奈緒はもう終わってしまったのか? 主演ドラマが3作連続爆死で……

matsuhita1007.jpgTBSテレビ『湊かなえ×TBS ドラマ特別企画 往復書簡~十五年後の補習』公式サイトより

 松下奈緒主演で、ミステリー界屈指のヒットメーカー・湊かなえ氏とTBSがタッグを込んだスペシャルドラマ『往復書簡~十五年後の補習』が9月30日に放送され、平均視聴率は7.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった。裏の日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」では、地上波初放送となった桐谷美玲主演『ヒロイン失格』が8.3%と低調だったが、これにも及ばなかった。

 湊氏の作品はこれまで、『夜行観覧車』『Nのために』(同)などがドラマ化され好評を得ていたが、今回の『十五年後の補習』は惨敗してしまった。

 今年に入って、松下はNHK特集ドラマ『恋の三陸 列車コンで行こう!』で主演したが、平均視聴率は初回=2.7%、第2話=3.2%、第3話(最終回)=3.5%と、惨たんたる数字に終わった。

 4月期には、自慢のトレードマークであったロングヘアーをバッサリ切り、初のコミカルなキャラに挑んだ『早子先生、結婚するって本当ですか?』(フジテレビ系)で、14年10月期『ディア・シスター』(同)以来、1年半ぶりの連ドラ主演に臨んだが、平均視聴率は5.6%と、よもやの大爆死となってしまった。

 そして、今回の『十五年後の補習』も低視聴率に終わってしまい、“主役”としての立場に疑問符が付くこととなった。

 その一方、いずれもヒロインを務めたスペシャルドラマ『坊っちゃん』(同)は10.4%、『天才バカボン~家族の絆』(日本テレビ系)は12.2%と高視聴率を記録し、松下の演技も好評だった。

 もともと、「数字を持っている」とは言いがたかった松下だけに、そろそろ主役にこだわらず、脇で光る女優に方向転換したほうが賢明かもしれない。
(文=田中七男)

最終更新:2016/10/10 11:00
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