傍観ライター・清水2000の「韓国珍スポ探訪記」VOL.14
ひとりでじっくり挑みたい、硬派な近現代エロアート「エロティックアートミュージアム」
2016/09/29 18:00
#韓国 #東アジアニュース #韓国珍スポ探訪記
1910年、韓国で最初に撮影されたエロ写真だとか。エロい顔に、時代も国境もないね!
朝鮮戦争に参戦した軍人たちに贈られたハンカチ。この絵で自分を慰めていたのかと思うと、趣き深い
エロ切手コーナー。単なる裸婦像ともいえるが、異常な物量がぼんやりとしたエロさを醸し出す
性の喜びあふれる、浮かれた展示物にほのぼのとした気持ちになりながら、次の角を曲がったところ、いきなり中国の纏足(てんそく)写真が登場! 心臓が止まるかと思った。これって、エロと関係ないのでは……。
心を落ち着かせ、奥の部屋へ。そこには待望の巨匠コーナーが展開されていた。荒木経惟、ジェフ・クーンズらによる小さな写真がびっしり張ってあるけど、これって雑誌の切り抜き? ピカソの作品とやらも、随分ぞんざいに貼られているのが気になるが……。
続いて2階・3階へと進む。そこにはちゃんと額に飾られた、韓国を中心とする現代エロアート作品がずらりと並んでいた。こちらは、さすがに本物であろう。
あちらに見たことある村上隆の作品があると思ったら、村上フィギュアを韓国の画家がリアルに写生した「パロディ作品」であった。パンフにそう書いてよ……。
それはそれとして、細密に性器を描写した韓国作家のエロアートを鑑賞できるのはなかなか貴重。こんなアーティストもいるのかと、勉強になりました。
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