トップは北川景子の出世作、TBSが高畑裕太のネット配信見送り、遊川和彦氏のヘビーなオチ……夏ドラ視聴率ランキング
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『神の舌を持つ男』映画版も大コケ確定か
9位の高島礼子主演『女たちの特捜最前線』は、期待ほど伸びなかった印象。この「木曜ミステリー」枠は、十分2ケタを狙える枠。さらに、放送直前に高島の夫・高知東生が逮捕されたことで、ワイドショーは毎日のようにタイトルを連呼しており、宣伝効果は抜群だったはず。テレ朝は当初、同作のシリーズ化を見込んでいたようですが、メインキャストの高畑淳子もアレですし、きっとアレでしょうね……。
今期、思いも寄らぬ大ケガをしてしまったのが、堤幸彦氏が原作・演出を手掛けるコミカルミステリー『神の舌を持つ男』(TBS系)。堤氏は放送前から「この構想に20年を費やした」とアピールしていますが、作風に時代遅れ感が否めないことからも、敗因はその「20年」にあった気がしてなりません。
期間平均は、プライム帯ながら5.6%と悲しい結果となりましたが、なんと映画版『RANMARU 神の舌を持つ男』が12月3日に予定通り公開されるようです。堤監督といえば、22日に公開された中村勘九郎主演の超大作『真田十勇士』も、あれだけの豪華キャストを集めながら、全国映画動員ランキングで初登場7位と、赤字必至の結果に。2週目の渡辺謙主演『怒り』や、3週目の広瀬すず主演『四月は君の嘘』にまで負けてしまいました。あれですかね? もう、堤監督のセンスを誰も求めてないんですかね……?
ほかにも、脚本がオブラートほどにペラペラながら、局地的な人気を誇った『好きな人がいること』や、今思えばかなり挑戦的な作品だった『時をかける少女』(日本テレビ系)など、名作揃いだった気がしないでもない夏ドラマ。さて、10月からは、『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)や、『相棒season15』(同)の新シリーズがスタート。そんなテレ朝の人気作を超えるドラマは、現れるでしょうか!?
(文=どらまっ子TAMOちゃん)
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