トップは北川景子の出世作、TBSが高畑裕太のネット配信見送り、遊川和彦氏のヘビーなオチ……夏ドラ視聴率ランキング
#ドラマ #どらまっ子TAMOちゃん #遊川和彦
続々と最終回を迎えた夏ドラマ。視聴率をランキング形式で振り返ります。
トップは北川景子の出世作『家売るオンナ』
まず、平均視聴率のトップ10は以下の通り(ビデオリサーチ調べ、関東地区/クールまたぎの連ドラは除く)。
1位『家売るオンナ』(日本テレビ系)11.6%
2位『仰げば尊し』(TBS系)10.5%
3位『刑事7人』(テレビ朝日系)10.3%
4位『はじめまして、愛しています。』(テレビ朝日系)9.9%
5位『好きな人がいること』(フジテレビ系)8.9%
6位『そして、誰もいなくなった』(日本テレビ系)8.1%
7位『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(フジテレビ系)8.0%
8位『せいせいするほど、愛してる』(TBS系)7.9%
9位『女たちの特捜最前線』(テレビ朝日系)7.4%
10位『営業部長 吉良奈津子』(フジテレビ系)7.0%
トップは、北川景子の出世作と評判の『家売るオンナ』。終始無表情で瞳孔開きっぱなしの主人公に、開始当初は「北川の大根が誤魔化せる役柄」「『ハケンの品格』(同)の篠原涼子の二番煎じ」といった揶揄が飛び交いましたが、人間味が描かれるにつれ徐々に“愛されキャラ”に。また、主人公が「ものすごい美人」という1点で成立していた回も多く、北川のために書き下ろされた脚本であったことは、彼女にとってラッキーだったといえそう。
勝因としては、フラメンコ調の効果音や、一話完結のわかりやすいストーリーに加え、はいだしょうこ、田中美奈子、MEGUMIといったゲスト俳優の地味なチョイスが挙げられそう。客役が目立ちすぎず、不動産側のキャラが際立つことで“見やすさ”に繋がっていた印象です。ただ、“2倍速か!?”と思うほどにストーリーが駆け足だった最終回だけは、残念。それまで丁寧に描かれていただけに、大人の都合で1話分削られた可能性は高そうです。
また、これが民放連ドラ初レギュラーというイモトアヤコの好演ぶりにビックリ。これをきっかけに、女優としてのオファーが増えそうです。
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