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宇多田ヒカルの“無特典商法”に賛辞! 複数購入促すEXILEベストアルバムが「ズル勝ち」か

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 8年半ぶりとなるオリジナルアルバム『Fantome』(UNIVERSAL MUSIC)を28日に発売するアーティスト・宇多田ヒカルに対し、称賛の声が相次いでいる。

 2010年に「人間活動に専念する」として、翌年以降の活動休止を発表した宇多田だが、活動再開後はテレビ出演にも積極的。休止中の6年間は「ほぼ歌っていなかった」という彼女だが、19日放送の『ミュージックステーション ウルトラFES 2016』(テレビ朝日系)で「桜流し」を歌唱すると、変わらぬ歌声に「前にも増して、染みる」「若い頃より、バラードが似合う」などと視聴者が沸いた。

 そんな宇多田のニューアルバムの“売り方”に対し、ネット上では「かっこいい」「さすが」「貫禄が違う」といった声が目立つ。

「宇多田のアルバム発売日は、EXILEのベストアルバムのリリース日の翌日にぶつけており、チャートを気にしていないことがうかがえる。また、3形態でのリリースや、購入者特典で複数購入を促しているEXILEとは違い、宇多田は通常版1形態のみで、特典もなし。宇多田はライトファンが多いため、特典商法が合わないのかもしれませんが、それでも歌で勝負しようという宇多田の心意気が感じられます」(音楽誌記者)

 確かに、宇多田の『Fantome』が近年では珍しく、ごくシンプルな販売方法であるのに比べ、EXILEのベストアルバム『EXTREME BEST』(rhythm zone)は、「CDのみ」「CD+DVD」「CD+Blu-ray」と複数形態で発売。さらに、DVD付きかBlu-ray付きを購入すると、パスケースやステッカーが付いてくる特典も。

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