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週刊誌スクープ大賞

中村橋之助の不倫騒動で妻・三田寛子の株アップも、夫婦の今後は不透明?

 さて、小池百合子都知事がちゃぶ台返しをした豊洲移転問題だが、この裏には都議会のドン・内田茂都議だけではなく、都政そのものに大きな闇があることが明らかになろうとしている。

 報道では、盛り土の件については3知事、石原慎太郎、猪瀬直樹、舛添要一に伝えていなかったといわれるが、舛添はともかく、石原、その下にいた猪瀬が知らなかったというのは、私には納得できない。

 文春によると、盛り土中止を決めたのは、

「築地移転問題のトップは、局長級ポストの中央卸売市場長です。08年11月時点ですでに空洞案が検討されていました。その後、11年3月、都は日建設計と新市場の基本設計について業務委託契約を結びました。この契約を決済したのは、現場責任者の部長級職員です」(都庁幹部)

 当時、日建と契約を結んだ現場責任者の上司であった市場長の岡田至氏は、「豊洲移転が最適」だと都議会でも答弁し、盛り土より空洞のほうが、後々地下水が上がってきてもすぐ乾燥して安全だと話していたと、文春が報じている。

 少なくとも、現場は盛り土をしていないことを知っていた。だが、それを上に上げずに豊洲移転を強引に推し進め、その裏では内田氏たちが利権漁りに奔走し、ゼネコンが御礼にとカネを渡していたという「構図」になりそうだ。

 五輪にまつわる癒着構造も、豊洲移転の利権構造も、根は同じようなものである。経緯、カネの流れの透明化を小池都知事はどこまでできるか。闇は暗く深い。議会が始まれば、小池都知事に対する反撃も苛烈を極めるかもしれない。

 都民の支持を背景に、小池都知事の蛮勇を期待したい。

 といっていたところ、早くも新潮が、小池の金庫番が特権的地位を利用して「錬金術」に手を染めていたと報じている。

 これを為にする報道だとは言わないが、この構図、私のようなぼんくら頭では、なかなか理解できないので、興味のある方は新潮を買って熟読してもらいたい。

 要約すると、小池氏の側近に水田昌宏氏という人間がいる。年齢は40代前半。小池が環境大臣をしていたときに大臣政務秘書官になり、一時期公設第二秘書だったこともある。私も、水田の「秘書」と肩書がついた名刺を持っている。

 小池の政治資金管理団体の、14年分までの会計責任者でもある。今回の都知事選の選挙運動費用収支報告書の出納責任者は、水田の妻の名前になっているという。

 その上、小池の自宅の土地2分の1、建物の5分の1は水田と共有で、水田は家族と小池と同居しているというのである。

 こうした前提があって、本題はこうだ。水田がマンション経営をやろうと言いだし、群馬県の高崎でマンションを建てたのだが、その土地は穴吹興産というところが所有していて、普通の人間が手を出せる土地ではなかった。穴吹と水田が「深い関係にあったことの何よりの証拠だろう」と新潮は書いている。

 そこを手に入れ、マンション建設が始まろうという時期に、小池の資金管理団体に穴吹が100万円寄付している。

 この土地には、群馬銀行が4億5000万円の抵当権をつけている。もしこれをフルローンで建てたとしても、マンションを貸すとすると、一銭も遣わずに、新潮の計算よれば、毎月相当のカネが“濡れ手に粟”で入ってくることになるという。

 さらに不可解なのは、都知事選の結果が出た翌日、このマンションを含む小池、水田が関係する3つの物件に、共同担保としてみずほ銀行(みずほは都の指定銀行)が根抵当権3億3,000万円を設定しているのだが、この設定日と同日に、自宅もマンションの根抵当権も解除されていることだ。

「なにかよっぽどのことがあった」(現役銀行マン)のではないか? どちらにしても、共同物件に根抵当権を設定するには双方の承諾が必要だそうだ。そして根抵当権が設定される前に、水田は会計責任者を辞め、8月時点では秘書でもなくなっていたのだ。

 小池は新潮の取材に「水田の私事」と回答したというが、一連の不可解な物とカネの動きは、新潮のいう通り、小池に説明責任があるだろう。

 自らと親密だった秘書が関わった疑惑の情報公開を至急やるべきである。そうしないと、次々にスキャンダルが反小池派から流されること間違いない。小池とて、叩けばホコリは出てくるはずだ。そうさせないためにも、疑惑は丁寧に説明して火は小さいうちに消しておくことだ。

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