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週刊誌スクープ大賞

中村橋之助の不倫騒動で妻・三田寛子の株アップも、夫婦の今後は不透明?

 文春に、気になる記事がある。私でも名前ぐらいは知っているスキンケアブランド「ドクターシーラボ」で有名な株式会社シーズ・ホールディングスの城野親徳会長(53)が、今年2月に行ったグアムの物件視察旅行に、当時高校生だったA子(17)を同伴して、同じホテルの部屋に3泊したというのである。

 その上、彼が支援しているファッションと音楽イベント「ガールズアワード2016」で、一流モデルに交じってこのA子もモデルとしてぎこちない姿で出場したというのだ。

 これでは「淫行疑惑」がささやかれても仕方ないと思うが、A子の母親は「親も承知の上で、同行者と娘は肉体関係のあるような仲では一切ありません」と文春に答えている。

 真偽のほどは定かではないが、女性相手のビジネスでは、こういうウワサが流れるだけでもマイナスであろう。

「餃子の王将」の社長だった大東隆行社長が射殺されて3年がたつが、いまだに犯人は捕まっていない。

 中国人の殺し屋説から、金銭トラブルでの暴力団による殺害説が飛び交ったが、その中で有力犯だと警察が見込んだのが、上杉昌也氏(72)だった。

 彼は部落解放同盟のドンを兄に持ち、美空ひばりの後見人としても知られた存在だそうだ。また、事件を調査した「第三者委員会」は、約260億円の資金が彼に流出していて、約170億円が未回収であると公表している。
 
 しかし、上杉氏は、王将の創業者と親しかったのは事実だが、大東氏殺しなどの疑惑についてはまったく事実無根だと否定している。顔も実名も出して話すからには、相当の覚悟があったのに違いない。彼の言い分に、警察側はどう答えるのか? ダンマリを決め込むだけではなく、反論があればするべきである。

 冤罪は、犯人が捕まらない警察が焦って犯人をでっち上げるときに起こる。上杉氏のほうに理があるのか。まだまだ事件の闇は深いようである。
 
 ポストは、天皇が語った「お言葉」を深く考えようとせず、小手先の「特措法」でおざなりに処理しようとしている安倍晋三総理を批判している。

 批判の声は、自民党の長老で、今上天皇の学習院時代のご学友である島村宜伸元農水相のこのコメントに集約されている。

「天皇陛下は、自分の後をしっかり継続させることについて様々な思いをお持ちになってあのお言葉になったのだと思います。そうであれば、陛下一代のことではなく、今後にもつながる軌道を整えることが政府の役割。生前退位を一代限りで認め、皇室典範の改正もしないというのが政府の考えであるなら、それは陛下のお気持ちと遊離している。確かに、皇室典範の改正には様々な意見がある。だから政府として面倒だというのもあるでしょう。しかし、それでも将来にわたる皇室のあり方を考えれば、必要な改正は行われなければならない。面倒だからと皇室典範改正には触れず、特措法で済まそうというのは、総理が本来取るべき対応ではない」

 ロシアのプーチン大統領とは親しくやりとりし、地元へ迎えることまでするのは、北方領土返還というニンジンが欲しいだけだ。だが、プーチンが四島返還を言いだすとは考えにくいし、二島では世論が納得しまい。その上、天皇の気持ちを無視するような対応は、多くの日本人の安倍への反感を掻き立てることになるはずだ。

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