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日刊サイゾー トップ > 海外  > 中秋節の風物詩「闇月餅工場」
閲覧注意!

売れ残った餡は翌年に再利用……中秋節の風物詩と化した中国「闇月餅工場」が今年も平常運転

geppeii09001.jpg消費期限の切れた月餅。袋に詰める直前の様子(東網専訊)

9月15日に中秋節を迎えた中国で、「月餅」をめぐって、またしても事件が起こった。ご存じの通り、中国では中秋節に月餅を食べて過ごすことが伝統的な習わしだが、広東省にある月餅生産工場で、腐った月餅を再加工・出荷していたとして関係者3人が逮捕される事件が発生した。

香港メディア「東網専訊」(9月10日付)などによると、東莞市内にある月餅の生産工場で、賞味期限が切れて変質した月餅を出荷していたとして、警察が家宅捜索を行ったところ、とんでもない光景が広がっていたという。

geppeii09002.jpg工場内の様子。見ただけで、清潔感がないことがわかる
geppeii09003.jpg月餅の具材だが、黒い虫が付着している

 工場内にはハエが大量に発生し、月餅の材料などが直接地面に置かれ、悪臭を放っていた。警察によると、この工場では消費期限が10カ月以上経過した月餅を再加工し、出荷するといった手口で市場に流していたという。材料として利用されていた消費期限切れの月餅には、うじ虫が大量に湧いていた。

今回の闇月餅工場に関して、中国版Twitter「微博」では、多くのネットユーザーからコメントが寄せられている。

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