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日刊サイゾー トップ > 海外  > 独居老人がラブドール製造元を提訴

愛しすぎて局部まで変形!? 70代独居老人がラブドール製造元を涙の提訴「亡き妻を返せ!」

dool003.jpg遺影を見ながらラブドールと触れ合うと、亡き妻を感じることができるという

 裁判所は張さんの訴えを受理し、現在法廷で審理が行われているという。張さんは地元メディアの取材に対し、「自宅には妻の遺灰と、彼女の面影を残す人形があります。私は妻の遺灰が魂で、人形は妻の肉体だと思っている。決して性的なことだけが目的で購入したわけではない」と、涙ながらに話した。中国でラブドールを購入する高齢者の中には、性行為が目的ではなく、ラブドールに亡き妻を重ね、“同居”して寂しさを埋める孤独な人も多いのだ。

「中国社会の高齢化は日本以上のスピードで進んでおり、20年後には60歳以上の高齢者人口が4億人以上に達するとみられています。そこで日本同様、独居老人の増加も社会問題化している。ラブドールを使うことで精神的に安定した状態を維持できるということで、中国では積極的に利用しようという動きもある。一緒に過ごすことで、高齢者の心の支えになるわけで、今のように粗悪品が蔓延する環境はマズいでしょう。日本の高品質なラブドールを売り込むチャンスでもある」(上海市在住の商社マン)

 中国ではいずれ、ラブドールが最期を看取るという事例が多くなるのかもしれない。
(文=青山大樹)

最終更新:2016/09/01 21:00
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