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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > フジ『ON』2ケタ届かず! 

2ケタ届かず……! フジ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』は最終回を迎えることができるのか

 そして、ナイフを渡したのは真壁で間違いないでしょう。最終回の予告で「こっち側に引っ張ってあげるの」と発言しているので、真壁は藤堂の“スイッチ”をONにする目的でナイフを渡したことになります。しかし、藤堂が“スイッチ”ONにならないのは、異常犯罪者の心の奥底に人間らしい部分を感じ取ったことと、母親の形見である「七味缶」のおかげでしょう。つまり、「ナイフ」が藤堂の異常性の象徴であり、対して母親の形見である「七味缶」は本来の自分を取り戻すアイテムという格好になっているんですね。

 さて、真壁の目的がはっきりとしてきました。真壁は勾留中の佐藤の元に手紙を出して藤堂への執着をさらに高めて、脱走させています。2人が顔を合わせるようなシーンがありますから、東海林が拉致されたのも2人の連携によるものだと思われます。

 いよいよ次回は最終回。東海林が犠牲になるのか? グロテスクな表現が話題の同ドラマですから、嫌な予想がドンドン浮かびますが、果たして……?

 しかし、ちょっといただけないのは、あんなにばら撒いてきた伏線(東海林の妹殺害の犯人、厚田と石上妙子(原田美枝子)の過去、藤堂の父親)よりも、強力な新キャラを登場させたことです。これは、台本的に大丈夫なんですかね?
(文=どらまっ子HAYAちゃん)

最終更新:2017/04/20 16:03
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