トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > フジ『ON』2ケタ届かず! 

2ケタ届かず……! フジ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』は最終回を迎えることができるのか

on0810フジテレビ系『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』番組サイトより

 昨夜放送のフジテレビ系『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』。8話の視聴率は8.5%(ビデオリサーチ社調べ、関東地区)。順当に盛り返していますが、2ケタには未だ届かず。可もなく不可もなくといった評価でしょうか。

 今回は、9月6日放送予定の最終話に向けての準備回。3話、4話の殺害した女性のパーツを持ち去る猟奇殺人犯・佐藤都夜(佐々木希)が再度登場。前回から、藤堂比奈子(波瑠)に執着していましたが、逮捕後もそれは変わらず。見事脱走し、藤堂に迫っていきます。

 今回の事件といえば、佐藤が脱走の際に殺した刑務官と、脱走後に立ち寄った飲食店で顔がバレて殺した男性の2名。こちらは殺害方法の特徴から、佐藤と断定。厚田(渡部篤郎)らは、懸命に佐藤を追いかけますが、前回の情報屋殺しの一件で東海林泰久(関ジャニ∞・横山裕)が動けないこともあってか、捜査の動きは鈍いです。

 佐藤の事件とは別に、動物の死体に人体の一部が詰め込まれたものが発見される事件が発生。藤堂の故郷である長野から、 順々に都内へと南下するように動物死体が発見されます。この一連の事件に隠された暗号を中島保(林遣都)が読み解くと「とうどうひなこ」となり、長野にいた高校生の時にナイフを受け取ったと藤堂は話していますから、ナイフを渡した人物と、この事件は、関連性があると推測できます。

 ドラマのキーアイテムの「ナイフ」ですが、中島によれば、藤堂にとって「ナイフ」は呪いのアイテムであるとのこと。それがある限り藤堂はいつか殺人を犯すということでした。

 ラストで「比奈子、久しぶり~」と声を上げて登場した、青い目の美女・真壁永久(芦名星)がドラマの“ラスボス”的ポジションのようです。出合い頭に片岡啓造(高橋努)の首を切りつけるあたり、ヤバさをぷんぷん匂わせていますし、さらに、東海林を拉致してしまいます。

 最終回に向けて、整理してみましょう。東海林が藤堂に対して抱いていた“違和感”。これに「ナイフ」が大きく影響しているのが、中島との会話でだんだんとわかってきました。「ナイフ」は、父親への殺意の“スイッチ”として渡されたものですが、藤堂が実行に移す前に母親が死んだことで思いとどまったということでした。そんな自分を知りたいと、異常犯罪者に興味を示す藤堂。藤堂はドラマ前半で「異常犯罪を通して自分を知る」という発言をしています。

12
ページ上部へ戻る

配給映画