“人間国宝絶望”桂文枝の元愛人・紫艶のAVデビューを完全黙殺する大手メディア
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上方落語界の大御所・桂文枝の元愛人で演歌歌手の紫艶が、9月下旬にAVデビューするという。しかも、文枝との関係を赤裸々に告白したインタビューも収録されているというから、これまで以上の大騒動になるかと思いきや、今のところ大手メディアには黙殺されている状況で、文枝の関係者をホッとさせている。
今年2月、文枝より34歳年下の紫艶が、文枝との“20年不倫”を写真週刊誌に告白し、お笑い界を激震させた。
というのも、文枝は長寿番組『新婚さんいらっしゃい!』(朝日放送)の司会を務め、視聴者からは愛妻家と思われていたからだ。
一方で、お笑い界では関西だけではなく、東京の関係者の間でも、文枝の女癖の悪さは有名だった。しかし、まさか愛人自ら暴露するとは予想もしていなかっただけに、騒然となった。文枝を知る関係者からは「愛人に対してもケチだから、暴露されたんだ」という声が上がるなど、同情的な声は少なかった。
さらに、不倫を暴露された文枝の誠意のない記者会見に、紫艶はさらに態度を硬化させ、Facebookに文枝の全裸写真までアップ。この時点で、文枝が本気で狙っていた人間国宝の座は絶望的になった。
所属の吉本興業は、紫艶の一方的な攻撃に、嵐が過ぎるのを待つしかなかった。文枝サイドにとって救いだったのは、紫艶のエスカレートする行為に、一部のメディアは「紫艶の行為は売名目的だ」とバッシングを展開したこと。確かに、筆者もやりすぎだと感じた。結果、嵐は通り過ぎたが、この騒動で調子に乗りすぎて、テレビのオファーがなくなったのが“毒舌タレント”の岡本夏生だった。
岡本は『5時に夢中!』(TOKYO MX)を3月末に降板したが、降板の真相は、文枝の騒動が持ち上がった際に、紫艶とは違う女性との不倫を番組内で得意げに暴露。岡本は「あくまでウワサ」と強調していたが、同局側は、これ以上余計なことを言わせてはならないという判断で岡本を降板させたという。
岡本がテレビから消え、余計なことを言うタレントがいなくなったこともあってか、6月22日に行われた上方落語協会会長選挙では文枝が無事に再選された。同時に、協会は前期まで2人制だった副会長のポストを、今期から6人制に変更。結果、文枝の弟弟子の桂きん枝が、新たに副会長に選任された。
きん枝は、文枝の不倫騒動のときに、親身に兄弟子の相談に乗っていたという。そのことへの功労で、文枝がきん枝を副会長に推したというウワサもある。再選された文枝は「2年で会長の座を勇退する」と公言したが、すでに関西お笑い界における文枝の求心力は低下し、それを機に第一線から退くことにもなりかねないだろう。
一方、3月以降、紫艶の動きがピタッと止まった。紫艶の関係者が文枝サイドに接触し、慰謝料を含めたなんらかの話し合いをしていたからだとばかり思っていたが、文枝を知る関係者は「一切、接触はありませんでした」という。ところが、案の定、紫艶はとんでもない爆弾を落としてきた。
暴露当時から、「紫艶がAVデビューする」という情報は流れていたが、まさかその通りになるとは思わなかった。紫艶のデビュー作は、AVファンからは高い注目を浴びているようだが、大手メディアはその存在を黙殺している。文枝との関係を暴露したインタビューが収録されているとはいえ、すでに世間の関心は薄らいでしまったということかもしれない。
文枝側は、さぞホッとしているだろう。文字通り、AV出演ですべてを出し切ってしまったように思える紫艶だが、今後はどんな“暴走”を見せてくれるのだろうか?
(文=本多圭)
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