大手焼き鳥チェーン「鳥貴族」で“消毒酎ハイ”提供 業界トップランカーの知られざる実態とは?
#週刊誌 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
私は知らなかったのだが、文春によると、あの鳥貴族で、とんでもない不祥事が起きていたという。
「スイカチューハイとゆずハチミツチューハイを頼んだ時、味が変だったので、店員にそう伝えたのですが、『はあ~?』みたいな感じで相手にしてもらえなかった。こっちも自信がなかったのでそのままにしてしまったんですが、もっとヤバいものと間違えてたら、どうするつもりだったんですかね」(地元の大学生)
大手焼き鳥チェーン「鳥貴族」(東証一部、本社大阪市)が、消毒用アルコールを酎ハイ用の焼酎と誤って使用し、7月19日から23日の5日間にわたり、合計151杯を客に提供していたことを発表したのは8月15日のことだった。
社会部記者が事件の経緯を説明する。
「南柏店で酎ハイのドリンクサーバーに焼酎を接続するべきところを、誤って従業員が手指の消毒に使う食品添加物アルコール製剤に繋いでしまった。客の指摘で19日には異常に気付いたようですが、原因がサーバーの不具合にあると判断し、23日のサーバーのメンテナンスまで提供し続けていました。同社の発表では健康被害は報告されていないとのことですが、発表までに3週間もかかるなど、謎が残ります」
被害者に対しては代金返金で対応するという。この店、現在では500店舗近くに達し、焼き鳥業界の首位を独走している。創業者の大倉忠司氏がアイドルグループ「関ジャニ∞」のメンバー、大倉忠義の父親であることでもよく知られる。
だが、店の従業員は台所事情をこう話している。
「時給830円(東京都の最低賃金は907円)で雇われるアルバイトの大半は学生とフリーター、外国人です。手洗いの徹底など衛生面での注意は受けますが、幹部の人たちもいつも見ているわけではないし、全然守られてませんね。外国人スタッフは手袋を着用すべき場面でも、つい素手で食材に触れてしまったり。外国人スタッフとのコミュニケーションがうまくいかなかったり、あまりいい環境ではないです」
安かろう……では、いつかは飽きられること間違いない。
国民的アニメ『サザエさん』に異変が起きていると、ポストが報じている。数年前まで毎週のように視聴率20%を記録していたが、今年に入ってから視聴率が2ケタを割る回が目立つようになり、7月には今年ワーストの7.7%を記録するなど苦戦が続いているというのである。フジテレビにとって『サザエさん』は特別な役割を担っている番組だから、社内でも不安の声が上がっているそうだ。
フジテレビ中堅社員がこう嘆く。
「18時半の『サザエさん』でどれだけチャンネルをフジに合わせてもらえるかが、そのまま日曜夜の局全体の視聴率に響くんです」
8月21日放送の回で異変が起きたという。ピアノの先生役として登場した青年の声が、思わぬ波紋を広げたというのだ。
この声の主は、若手人気声優の代永翼氏(32)だった。人気野球漫画が原作のアニメ『おおきく振りかぶって』(TBS系)の主人公役の声優として若い女性に大人気なのだそうだ。
なぜ突如、若手声優が起用されたのか?
「局内で『サザエさん』は内容のマンネリ化が叫ばれており、スタッフの高齢化も問題視されていた。そのため、今は若返りを進めている。キャスティング担当者も20代となり、若者に人気の声優を起用するアイディアを思いついたのでしょう。今後はメインキャストの声優交代など、より大胆な改革もあるかもしれません」(中堅社員)
われわれ世代は『サザエさん』で育ってきたといってもいい。今でも時々、古いぼろぼろになった本を引っ張り出しては眺めていると、自分の子どもの頃が思い出されて思わず落涙することがある。『サザエさん』よ、永遠なれだ。
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