SMAP・木村拓哉、解散で海外進出へ意欲! 自称「トークができない」英語力で大丈夫?
#ジャニーズ #SMAP #木村拓哉
年内解散を発表したSMAPの木村拓哉に、海外での活動の意向があるというウワサだ。
芸能関係者によると、ドラマや映画など、すでに来年夏までの出演スケジュールは埋まっているものの、ハワイ休暇を取っていた解散発表時、アメリカの映画関係者とも会って今後のプランを話し合っているというのだ。
現地にはメリー喜多川副社長らトップ役員も行っていたという話だが、この話が事実ならば、「メンバーひとりだけ独立騒動に乗らなかった」木村に対し、ジャニーズ事務所側が“恩賞”として本人の希望に手を貸したという見方もできる。
木村はかねてから海外進出に意欲的でありながら、なかなか軌道に乗せられなかった。2004年の香港映画『2046』は大手広告代理店が主導して「タクヤ・キムラ」をビッグネームにしようと動いたもので、当時マスコミも「世界のキムタクへ」と大々的に煽り、日本の民間人代表としてロシアの宇宙船ソユーズに乗る計画まで報じられていたのだが、主役クラスのはずだった作品内で木村は数分間しか登場しておらず、カンヌ映画祭での話題も、別作品に出た当時14歳の柳楽優弥に持っていかれてしまった。
当時を知る芸能記者によると「あれは木村の出演と引き換えに日本サイドから映画製作に大きな資金提供があったのに、芸術肌のウォン・カーウァイ監督がそれを気にせず、木村をチョイ役としてしか扱わなかったと聞いてます」という。
さらに言えば、木村は同作で日本語セリフしかしゃべっておらず、お粗末な海外デビューは英語力のなさも原因だといわれた。事実、08年に出演した、フランス映画『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』は全編英語だったため、スポーツ紙では「木村のセリフはすべて英語」などと煽られていた。
しかし、こちらは英語どころかセリフ自体がほとんどない無言の出演という苦しいもの。
「4年間の勉強でも発音に進歩がなかったらしく、セリフを入れようにも入れられなかった」と前出記者。
事実、木村は後にラジオ番組で「相手が何を言いたいかぐらいはわかるんです。リスニングはできるんですけど、トークができない」と正直に吐露している。
それでも木村の海外進出の夢は残っていたようで、最近では『ミッション:インポッシブル2』などを手掛けたハリウッド監督のジョン・ウーによる台湾観光局のCMに登場。木村は現在、『英語でしゃべらナイト』出演で英語力の高さを披露した妻の工藤静香を家庭教師代わりにして、定期的なハワイ休暇で、生きた英語を体感しながら英語力アップに励んでいるという。
「現地に家を購入してまで頻繁に行っていた千葉の九十九里でのサーフィンをほとんどやらなくなったのもそのせい。ハワイで話し合いがあったのはハリウッドなどアメリカ映画でのオーディション参加というウワサです。もちろんガチではなく、合格ありきで決定できるかという交渉なんでしょうけどね」(同記者)
ただ、海外ヒット作で日本人の役者が自然に溶け込んでいる成功例は少なく、最近では映画『ラストサムライ』などで地位を築いた渡辺謙ほか、真田広之や田村英里子ら本格的に取り組んでいる面々であり、43歳の木村が国内仕事を減らさずチャレンジするにはハードルの高さは否めない。
そのあたりジャニーズ事務所に取材を申し入れたが、担当者と連絡がつかなかった。独立騒動でジャニーズ側に付いたことでバッシングも多いキムタクだが、その唯我独尊ぶりはさすがと言うしかない。
(文=ハイセーヤスダ/NEWSIDER Tokyo)
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